練馬は、練馬区でも比較的栄えている地域です。
この記事では、練馬区役所があるなど、練馬区の中心地であり、4つの路線が乗り入れるなど、練馬区内でも主要ターミナル駅になっている練馬駅がある、練馬エリアの特徴や歴史、交通アクセスなどについて解説していきます。
目次
練馬の特徴
練馬というと、都内でも有数の住宅街というイメージがあります。
ここでは、練馬という町の特徴をご紹介します。
どんな街であるのか見ていきましょう。
駅周辺に大型の公共施設が多い
練馬には、練馬区の主要ターミナル駅である練馬駅があります。
駅周辺には、練馬区役所、練馬区立練馬文化センター、ココネリなど、練馬区が運営する公共施設が集まっているのが特徴です。
練馬区役所は、西武池袋線・西武有楽町線の練馬駅西口から徒歩5分、都営地下鉄大江戸線の練馬駅から徒歩7分の場所に位置します。
20階には展望ロビーがあり、地上80mの高さから東京スカイツリーをはじめ、富士山なども眺めることができ、高層ビルが少ない練馬区にあって、最も高い展望スポットです。
練馬区公式アニメキャラクターである、ねり丸が展望ロビーから見える景色についてガイダンスをしてくれることや一緒に記念撮影ができるスポットがあり、子ども連れにも人気となっています。
練馬区立練馬文化センターは練馬駅から徒歩1分、練馬駅の目の前にあるホールです。
練馬区立生涯学習センター分館では、練馬区ジュニア・オーケストラが練習するなど、音楽活動も盛んになっています。
練馬区ジュニア・オーケストラは、昭和57年に青少年向けの弦楽合奏教室からスタートした楽団で、昭和60年4月にオーケストラとなった歴史もある団体です。
練馬区内の子どもや学生を対象にしており、小学校4年生から22歳までのメンバーがプロの講師陣から直接指導を受け、技術と音楽性を磨くことができます。
ココネリ(Coconeri)は練馬駅から徒歩1分、練馬区立練馬文化センターよりもさらに駅近に位置する複合施設です。
公的施設・医療施設・商業施設が複合するというユニークな試みが行われています。
公共サービスゾーンには、ビジネスサポートセンターなども入る区民・産業プラザをはじめ、こどもほっとステーション、民間の認証保育所や小児科診療所などが入居し、練馬区の産業振興・文化交流促進・子育て支援の推進役を担っています。
メディカルゾーンには、練馬区内では初となるリハビリテーション病院が設置されました。
脳梗塞をはじめとする後遺症に悩む方などが、入院しながらリハビリテーションも受けられる病院で、専門医だけでなく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリの専門家が揃い、職場復帰や家庭生活への復帰など社会復帰をサポートしてくれます。
商業ゾーンには、カルディコーヒーファームやユニクロ、トモズといった有名なチェーン店が入っています。
地階は駐車場と練馬区立の駐輪場があり、自転車で駅まで出て電車で通勤、通学をしたい人にも便利です。
自然やスポーツに親しめるスポット
練馬駅周辺は、大型の近代的な施設が集まるだけでなく、自然やスポーツに親しめる施設も整備されているのも特徴です。
平成つつじ公園は、ココネリと練馬区立練馬文化センターの間にある駅前の公園で、春になると区の花であるつつじが咲き誇ります。
無料開放されており、約600品種、約16,000株ものつつじを気軽に楽しむことができます。
久留米系と呼ばれるつつじの品種を改良した「練馬の鏡」という練馬オリジナルの希少な品種も咲いているのがポイントです。
練馬総合運動場公園は、西武池袋線・都営大江戸線の練馬駅から徒歩10分の駅近にある運動場で、全天候舗装の400mトラックや人工芝グラウンドなどが備わっています。
商店街の賑わい
練馬駅前には、近代的な施設だけでなく、長い歴史を持つ商店街も多く、練馬駅前商店会、練馬駅北口振興会、練馬駅前中央通り商店会などがあります。
練馬駅前商店会、練馬駅北口振興会では、平成つつじ公園でつつじが咲く時期に、つつじ祭りを開催するなど地域を盛り上げるイベントも開催されています。
練馬駅前中央通り商店会は飲食店が多く集まる商店街で、地域に暮らす方やオフィスワーカーに親しまれるグルメスポットです。
夏には七夕まつりといったイベントも開催しています。
練馬の歴史
練馬エリアは、江戸時代には江戸市中の人々に食材を供給する農村として発展し、現在でも栽培されている伝統野菜の練馬大根は徳川家に献上されたとも伝えられています。
練馬区が誕生したのは戦後間もない時期で、隣接する板橋区から独立する形で昭和22年8月1日に誕生しました。
東京23区では23番目に誕生した最も新しい区です。
当時の人口は11万人ほどしかなく、23区内では3番目に少ない人口でした。
その後、どんどん人口が増え、今や約74万人、23区内でも2番目に人口が多い区へと成長を遂げています。
その練馬区の中心地であるのが練馬です。
公共施設が多く集まる練馬の近年の発展の歴史を見ていきましょう。
昭和後半から平成の街づくりの歩み
練馬駅前にある練馬文化センターは昭和58年(1983年)に開設され、長い歴史を持ちますが、平成18年3月には改修工事も完了しています。
平成2年(1990年)に練馬駅周辺地区街づくり構想が作成され、平成3年(1991年)には都営地下鉄12号線、現在の都営大江戸線が光が丘駅~練馬駅間まで開通するに至ります。
平成6年(1994年)には平成つつじ公園が駅前に開園し、平成15年にはさらなる拡張工事も行われました。
平成10年(1998年)には、西武池袋線と地下鉄有楽町線が相互直通運転をスタートし、都心部へのアクセスがより便利になります。
平成15年(2003年)には北口駅前広場とペデストリアンデッキが完成し、平成16年(2004年)練馬駅南口地区計画の都市計画が決定、平成21年(2009年)には練馬駅北口地区計画の都市計画決定し、順次施行されています。
平成26年(2014年)には練馬駅北口に、23区でも珍しい公共施設・医療施設・商業施設の複合施設Coconeri(ココネリ)が誕生しました。
交通の利便性向上とともにさらなる発展
練馬駅周辺のエリアにあたる練馬区練馬は、西武池袋線の高架化や都営大江戸線の都心部への開通に伴い、大きく発展を遂げてきました。
その生活環境は大きく変わりました。
駅北口の交通広場や鉄道南北を結ぶ区画街路1号線が開通するなど、練馬区の中心地としてふさわしい環境が整備されています。
練馬の交通アクセス
練馬駅には、4路線の鉄道が乗り入れているので、通勤にもビジネスでの移動にも便利です。
西武池袋線、西武有楽町線、西武豊島線、さらに都営大江戸線も利用できます。
西武池袋線を使えば、都内の主要ターミナル駅である池袋駅にすぐにアクセスでき、JR山手線や東京メトロ丸の内線などにも乗り換えでき、池袋周辺のオフィス街にもスムーズにアクセスできます。
西武線から直通する有楽町線を使えば、飯田橋駅や市ヶ谷駅、永田町駅や有楽町駅や銀座一丁目駅などのオフィス街にも出られ、小竹向原駅から東京メトロ副都心線にもつながるので、新宿駅や渋谷駅にも出やすいです。
都営大江戸線を使えば、六本木駅や汐留駅、両国駅、上野御徒町駅、都庁前駅など都心部の幅広い駅へとアクセスできるので便利です。
下町エリアから練馬駅への通勤にも使えますし、オフィス街に出る際や都庁での手続きがある際もダイレクトアクセスできます。
練馬のオフィス賃料相場
練馬駅周辺の賃料相場の坪単価は、20坪~30坪のオフィスで13,000円、30坪~50坪のオフィスで20,000円前後、50坪~100坪のオフィスで13,000円、100坪~300坪で13,000円前後となっています。
駅からの距離や周辺環境、オフィスビルの築年数や規模、設備やセキュリティ体制などによっても変動しますので確認が必要です。
まとめ
練馬には練馬駅があり、西武池袋線、西武有楽町線、西武豊島線、都営大江戸線の4路線が使え、都内各所へのアクセスをはじめ、埼玉方面などにもアクセスしやすく、通勤にもビジネスでの移動にも便利です。
練馬には、練馬区役所をはじめ、練馬区立練馬文化センターやココネリなどの公共施設や公共複合施設もあり、商店街も充実しているので、暮らすにも働くにも便利なエリアです。
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