葛飾区は、総武本線をはじめ、京成線、JR常磐線が通る区です。
主要駅の路線と交通アクセスの利便性、主要駅エリアの特徴を見ていきましょう。

新小岩・奥戸エリア

葛飾区の主要駅である新小岩とその奥に位置する奥戸エリアについてご紹介します。

新小岩エリア

新小岩エリア

新小岩は、総武本線の新小岩駅を中心にしたエリアです。
総武本線は、秋葉原や神田、新宿といったオフィス街へのアクセスも便利で、千葉方面や三鷹などからの通勤もしやすい便利な立地となっています。

新小岩駅の南口を降りると、目の前に交番があって治安も維持され、行きたい場所がわからない時や落とし物をした時にすぐに駆け込めるのが便利です。
交番の前を通って横断歩道を渡ると、約450mにわたって続くルミエール商店街があります。

食品販売店や飲食店、アパレル店や雑貨店、100円ショップや携帯ショップ、サウナなどに至るまで幅広いジャンルのお店が140店あまり並んでおり、地元の方からオフィスワーカーまで、必要なことはここに来ればたいていは賄えます。
雨の日も傘をささずに歩けるアーケード商店街であるのも便利です。

駅前には、24時間営業の西友もあるほか、飲食店や居酒屋、金融機関やカラオケ店などもあり、新小岩駅南口の駅周辺でたいていのことは済ませられます。
新小岩駅の北口エリアには、団地やマンションをはじめ、森永乳業の工場がありましたが、閉鎖されてしまったため、広大な工場跡地がどう開発されていくか期待されています。

奥戸エリアについて

奥戸エリアには鉄道の駅はなく、葛飾区内の新小岩駅または亀有駅と結ぶ京成バスを利用してアクセスするのが基本です。
また、奥戸エリアから徒歩または自転車で行ける距離に京成線の青砥駅や立石駅があるので、京成線を使うことも可能です。

奥戸エリアには、中川と新中川があり、古くより河川の水源を利用して行われてきた農業を行う農地が少し残るほか、住宅街と河川敷に広大な公園と葛飾区の大型スポーツ施設が整備されています。

野球場やテニスコート、体育館、トレーニングルーム、温水プールなどが揃っており、中川の岸沿いでウォーキングやジョギングなどもできるので、葛飾区民がリフレッシュする人気エリアになっています。

亀有・立石・堀切エリア

亀有・立石・堀切エリアは、主要駅周辺には商業エリアやオフィスビルの建つ近代化された地域もあるものの、下町風情が残り、暮らしやすいエリアです。
以下で、それぞれのエリアの特徴をご紹介します。

亀有エリア

亀有エリアには、JR常磐線各駅停車の亀有駅があります。
茨城県の取手から千葉県の松戸や柏を通り、足立区への北千住へとつなぐ路線で、北千住から直通で東京メトロ千代田線につながるので、通勤やビジネス移動にも便利です。

亀有といえば、人気漫画である「こちら亀有公園前派出所」の舞台ともなった場所で、駅前には両さんや中川圭一などの銅像などもあります。
大型商業施設をはじめ、中小の飲食店も多く便利なエリアです。

立石エリア

立石エリアには、京成線の立石駅と青砥駅があります。
立石駅は京成本線の駅ですが、各駅停車のみで特急は停まりません。

青砥には京成本線の青砥駅と京成押上線の青砥駅があり、京成線の特急停車駅になっているほか、押上線を使うと押上駅で都営浅草線や東京メトロ半蔵門線へと乗り換えもできるので便利です。
エリア全体は住宅街が広がっていますが、青砥駅には駅に直結する商業施設があるのも便利です。

商業施設内には、スーパーマーケットをはじめ、アパレルや靴、インテリア雑貨や100円ショップなどさまざまなジャンルの専門店が入るフロア、旅行代理店やレストラン、カフェ、リラクゼーションサロンやフィットネスクラブなどもあり、1つの施設内で幅広いニーズを満たすことができます。

堀切エリア

堀切エリアには、京成本線の堀切菖蒲園駅があります。
江戸時代から花弁栽培が行われ、安藤広重の「名所江戸百景」にも描かれた名所で、初夏の菖蒲のシーズンは多くの来園者で賑わいます。

堀切駅すぐの場所に、2007年に東京未来大学がキャンパスを構えました。
東京未来大学は、幼児教育や保育などに携わる子ども保育・教育専攻学部や心理選考学部などがある個性的な大学です。

施設や設備の充実した最新の大学キャンパスができ、学生で賑わうようになったことで、堀切の環境も大きくシフトしています。
女子学生が多い大学でもあるため、近隣には少しずつおしゃれなカフェなどが増えてきました。

金町・水元

金町・水元

金町と水元エリアはどのような特徴があるか、それぞれ見ていきましょう。

金町エリア

金町エリアには、JR常磐線各駅停車の金町駅と京成金町線の金町駅があります。
常磐線の各駅停車は東京都足立区の北千住から千葉県の松戸や柏を通り、茨城県の取手までつないでおり、北千住から千代田線と直通運転をしている便利な路線です。
茨城や千葉のベッドタウンから通勤や通学で利用されています。

金町エリアは、駅の南側には商業施設があり、北側は住宅街が広がっています。
南側には京成バス、北側には東武バスが走り、バス路線も便利なエリアです。
さらに、2013年には金町駅から徒歩8分ほどの場所に東京理科大学の葛飾キャンパスができ、大学生でも賑わうエリアになりました。

水元エリア

水元エリアには、このエリアのシンボル的な存在である水元公園があります。
大きな池をたたえた自然豊かな公園で、都心にありながら水郷の景色を楽しみ、マイナスイオンを感じながらリフレッシュできます。
水元公園沿いには桜並木もあり、春は桜も美しいです。
水元公園には、金町駅から京成バスに乗っていくのが便利です。

高砂・柴又エリア

高砂・柴又エリア

高砂と柴又は歴史や伝統が感じられるエリアです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

高砂エリア

高砂エリアには高砂駅があり、ターミナル駅となっています。
京成本線をはじめ、京成押上線、京成金町線が通り、成田空港へと結ぶ成田スカイアクセスも利用でき、北総鉄道北総線にも乗り換えることが可能です。
特急や快速も使える便利な駅となっています。

多くの路線が通っているターミナル駅なので、エキナカにはコンビニやベーカリー、カフェなどもあり、オフィスワーカーにも便利です。
高砂には、創業80年の東京都の伝統工芸にも認定されている押絵羽子板の工房があるなど、ものづくりの街、葛飾が息づいているエリアです。

柴又エリア

柴又エリアには、京成金町線の柴又駅があります。
柴又は全国的にも有名なエリア、東京でも人気の観光スポットの一つです。
柴又を人気エリアに押し上げたのは、「男はつらいよ。」の映画の舞台になったことで、寅さんファンが押し寄せます。

寅さんの映画にも登場する帝釈天をはじめ、参道沿いの商店街にも多くの観光客が集まり、老舗の飲食店に立ち寄ったり、食べ歩きグルメを楽しんだり、和菓子や寅さんグッズなどをお土産に購入していきます。

柴又は、江戸川を挟んで千葉県の松戸へと渡る矢切の渡しもある場所です。
大ヒットになった演歌や有名な小説にも登場する矢切の渡しは、かつては農作業をする方が使う船でしたが、現在では遊覧船として運行されています。

まとめ

葛飾区には、総武本線をはじめ、京成線、JR常磐線が通っており、テレビ番組などによく登場する新小岩駅や寅さんの映画や矢切の渡しで有名な柴又駅、コチ亀の漫画で有名な亀有駅、キャプテン翼の聖地となっている四ツ木駅といった主要駅があります。

駅周辺は、オフィスビルや商業施設などもあり便利です。
中でも、総武本線が通る新小岩駅は、秋葉原や神田、新宿といったオフィス街へのアクセスも便利で、千葉方面や三鷹などからの通勤もしやすいです。

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