立花は、墨田区の中でも下町情緒あふれるエリアです。江戸時代に作られた寺社などが多く残っているほか、伝統的なものづくりの町として知られているため、工作所や製作所、工業所、伝統工芸の工房などが点在しているのが特徴です。

今回は、そんな立花にある周辺施設について、ご紹介していきたいと思います。

立花の観光スポット

立花には、寺社を中心としたスポットが点在しています。

白髭神社

白髭神社

白髭神社は、天暦5年慈恵大師が白鬚大明神の御分霊をここに祀られたことが起源とされている神社です。主祭神は猿田彦命であり国土の神、道案内の守り神、隅田川沿いの道祖神として信仰されてきました。

こちらはかつて、白鬚の森と呼ばれる緑の美しい場所として知られており、向島八景、隅田川二十四景の一つに数えられていました。江戸の風流人、文化人の詩碑、墓碑などが数多く残されています。

商売繁盛、方災除け、厄除けの神として崇敬を受けていますので、営業マンや自営業の方など、ビジネスパーソンにとってもおすすめの神社です。ぜひ仕事の合間にご参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

また、江戸時代から行われている隅田川七福神の寿老神としても崇められています。

住所 東京都墨田区東向島3-5-2
電話番号 03-3611-2750
営業時間 -

▼白髭神社公式ホームページ
https://shirahigejinja951.wixsite.com/shirahigejinja/blank-4

吾嬬神社

吾嬬神社

吾嬬神社は、東あづま駅から徒歩7分の立地に鎮座する鎮守社で、主祭神は日本武尊の妻の弟橘姫であり、相殿には日本武尊が祀られています。日本武尊の東征中に、弟橘姫は海上で暴風雨を鎮めるために海に身を投じました。

日本武尊は当時浮き洲であった当地に上陸できたのですが、弟橘姫は行方不明のまま弟橘姫の御召物がこの地の磯辺に漂着したので、これを築山に納めて吾嬬大権現として崇めたのが当神社の始まりだと言われてます。

その後、弟橘姫を慕って正治2年に穂積臣の末葉、鈴木・遠山・井出の三家が吾妻権現として社殿を造営されました。ちなみに吾嬬神社は、古代に海岸線に面していたと考えられており、江戸時代も境内は浮島のように水上に浮かんでいたと伝えられています。

また、この時立花という名前も、弟橘(立花)媛の言い伝えにより命名されたと言われています。ご利益としては、夫婦が祀られているということからも夫婦和合、縁結び、子宝、安産、厄除け、招福などが含まれていますので、これらのご利益を授かりたい方はぜひ参拝してみると良いでしょう。

住所 東京都墨田区立花1-1-15
電話番号 03-6657-5160
営業時間 -

▼墨田区観光協会ホームページ
https://visit-sumida.jp/spot/6001/

立花大正民家園旧小山住宅

立花大正民家園旧小山住宅は、大正6年に建てられた旧小山家の住宅であり、江戸時代からの農家と町屋の両方の性格を持ち合わせた構造の貴重な建築として残されています。
関東大震災や東京大空襲、開発の波を逃れてこれまで現存されており、平成10年に墨田区に寄贈され、一般公開されているのです。

庭園には七福神の石造が置かれており、七福神巡りもコンパクトにできるスポットであり、墨田区指定有形文化財に登録されています。

住所 東京都墨田区立花6-13-17
電話番号 03-3611-4518
営業時間 9:00-16:30(邸内は12:30~)

▼墨田区公式ホームページ
https://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/siryou/tatibanataisyou/index.html

東漸寺

文安元年に秀尊法印により創建された天台宗の寺院です。寛永年間、円覺法印により中興されたと伝えられています。浅草寺の末寺であり、号は金林山明了院です。

本尊は阿弥陀如来であり、葛西三十三観音の一つに数えられた十一面観世音菩薩像が安置されています。境内には、江戸時代の医師である板坂如春の墓碑や如春の経歴などが刻まれた板坂卜斎如春叟碑銘の碑が残されており、それぞれ墨田区区登録文化財に登録されています。

このほか、宝暦13年の銘のある庚申塔は道標を兼ねた非常に珍しいものであり、こちらも墨田区登録文化財の一つで、見どころ満載のお寺です。

住所 東京都墨田区立花6-17-4 
電話番号 03-3611-5325
営業時間 -

▼天台宗東京教区ホームページ
http://www.tendaitokyo.jp/jiinmei/1tozenji/

立花の商業施設

立花にある買い物やお食事におすすめのスポットをいくつかご紹介しましょう。

ダイエー立花団地店

ダイエー立花団地店は、立花団地の中にあるスーパーマーケットです。こちらの魅力は、なんといっても早朝から深夜遅くまで営業しているという点ではないでしょうか。

朝6時から深夜1時まで営業されているので、早朝出勤された時も朝食を軽く購入することができますし、逆に残業で遅くなった場合も夕食や夜食などを購入することができます。
皆さんのライフスタイルに合わせて利用できるので、地元住民の方からも大変親しまれているお店です。高品質なのにお値段もリーズナブルに購入できるプライベートブランドの商品も豊富にあります。

住所 東京都墨田区立花1-23-3-101
電話番号 03-3619-7800
営業時間 6:00~翌午前1:00

▼ダイエー公式ホームページ
https://www.daiei.co.jp/stores/d0774/

中華そばながとも

中華そばながともは、昔ながらのラーメン店で、醤油ラーメンや塩ラーメン、味噌ラーメンベースのラーメンを提供しているお店ですが、変わり種ラーメンも豊富です。たとえば、カレーラーメンや焼き肉ラーメン、麻婆麺、広東麺などバラエティ豊富で、いろいろな風味や変わり種ラーメンを食べたいという方にもおすすめのお店です。

鶏がらスープのあっさりしたスープで、こってり系が苦手な方も食べやすいので女性にもおすすめのラーメンをいただけます。がっつり食べたいビジネスパーソンの方でも、半チャーハンセットもあるので、ボリューミーなランチを楽しむこともできます。厚みのあるチャーシューが食欲をそそります。

住所 東京都墨田区立花4-7-3
電話番号 03-5247-1546
営業時間
11:00~14:00/18:00~翌2:00
日・祝 18:00~翌2:00

▼中華そばながとも公式ホームページ
なし

ミスターデンジャー立花本店

ミスターデンジャー立花本店は、元プロレスラーである松永光弘氏がオーナーを務めるステーキハウスです。

ミスターデンジャーは東京各所に支店が点在しているお店ですが、ステーキなのにとにかくリーズナブルなメニューが豊富に提供されており、しかも希少な部位を含めさまざまな部位のステーキを味わうことができると評判です。

後楽園の試合での伝説のバルコニーダイブで有名なこちらの松永光弘店主は、プロレスをやりながらステーキ屋で修業をされており、引退してすぐにミスターデンジャーをオープンされています。ランチ営業はされていませんが、ボリューミーな食事を食べることができるので、仕事終わりにがっつりと夕食を取りたいという方におすすめのお店です。

ステーキソースも辛口タレ、甘口タレ、しそタレ、ごまタレと4種類ありますので、小皿にいろいろな味を取ってお好みの味でいただくことができるのも魅力です。

住所 東京都墨田区立花3-2-12
電話番号 03-3614-8929
営業時間 17:00~22:30

▼ミスターデンジャー公式ホームページ
https://www.mrdanger.jp/

立花の公共施設

立花には、ビジネスマンにとって役立つような公共施設は少なめですが、たくさんの木々が植樹された自然あふれる立花公園があります。

立花公園

立花公園は、1977年に墨田区内に造られた区立公園です。面積4,800平方メートルの土の広場に、すべり台やブランコ、クランク遊具などの遊具が完備されています。

10本ほどの桜が植樹されており、例年3月下旬から4月上旬の時期には一斉に花を咲かせており、ちょっとした花見を楽しむこともできます。桜のほかにもあらゆる種類の木が植樹されているので、緑豊かでリラックスできる公園です。

一つひとつ独立したベンチが置かれており、トイレも完備されているため、ちょっとした仕事の合間の小休憩にもピッタリの空間と言えるでしょう。遊歩道もあるので、紅葉や桜の木などを眺めながらちょっとした散策を楽しむのもおすすめです。

住所 東京都墨田区立花1-27-5
電話番号 03-5608-6410
営業時間 -

▼墨田区公式ホームページ
https://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/kouen/kunai_park_annai/sumida_park/park39.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。立花には、ビジネスパーソンにとっても役立つような便利なスポット、魅力的なスポットがたくさんあります。
ぜひビジネスの拠点として検討された際は、それぞれ気になる場所を訪れてみてはいかがでしょう。

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