北区は、オフィスはあまり多くなく、どちらかというと住宅が中心です。商業施設やスーパーなど買い物する場所が充実していて便利な場所でもあります。都心や埼玉までのアクセスが良い場所にオフィスを構えたいと考えている方にもおすすめです。

こちらの記事では、北区の特徴を始め歴史や交通アクセスについてご紹介します。

北区の特徴

ここからは、北区の特徴についてご紹介します。

子育て世代も働きやすい環境

昔とは違い共働きが当たり前の時代になりましたが、サポートがなければ大変です。北区では子どもがいても働きやすいように、さまざまなサポートを充実させています。生まれてからだけでなく、妊娠の時点から協力体制が整っているので安心です。

妊娠時は、母子手帳の交付時に子育てガイドブックが入った子育て福袋をもらえます。夫婦で東京に住んでいても、お互いの両親は遠い地方にいて気軽に助けに来てもらえない方も多いものですが、北区では安心ママパパヘルパー事業も行っているのです。

誰にも相談できない状況でもお願いすれば、しっかりと今の悩みを聞き一緒にサポートしてくれます。子育てをしやすい環境が整っているからこそ、男性だけでなく女性が活躍しやすいエリアです。

北区の治安は良い

東京23区の中でも、北区の治安は良いため、オフィスを構えるうえでも安心です。平均よりは事件が起きにくく、安心して過ごせるエリアではありますが、まったく何も起きていないわけではないため対策は必要でしょう。

さまざまな犯罪の中でも北区の場合は、非侵入窃盗罪の発生率が多いです。自転車や自動車を盗む犯罪や、すり、万引き、置き引きなどが起きています。特に、通勤で電車ではなく乗り物を使う場合は、二重ロックをかけるなど何かしらの対策をしておくと良いでしょう。

北区のほとんどの場所は治安がいいのですが、赤羽駅や王子駅周辺のような繁華街は注意が必要です。飲み屋が多いこともあり、酔っ払い同士の喧嘩もあります。少し不安があれば、オフィスは繁華街から離れた場所を選んでも良いでしょう。

北区では安心して人々が過ごせるように、日頃から安全対策を行っています。警察だけでなく自治体や住民が一緒になって安全対策に取り組んでいるため、オフィスを構えるにあたっても心強いでしょう。

毎日24時間体制で巡回パトロールをする地域安全・安心パトロールも行われていますし、北区が委託している警備員がパトロールカーで巡回も行っています。不審者がいないかどうかの見回りも行っているので安心です。

公園も多く緑が感じられる

公園も多く緑が感じられる

晴れた日の休憩時間や明るい時間の帰り道など、少しホっとしたい瞬間がビジネスパーソンにはあるでしょう。そんな時に立ち寄れる公園が北区にはあります。

王子駅近くにオフィスを構えた時には、飛鳥山公園がおすすめです。駅から歩いて2分程度で着きますので、ちょっとした休憩中にも良いでしょう。

料金がかかりますが、車の駐車場もある公園です。飛鳥山公園は、明治6年にできました。日本には、今当たり前に公園がいくつもありますが、飛鳥山公園が最初にできたと言われています。

子どもたちが遊べるような遊具もありますが、大人もホっと一息つけるような空間になっています。春になるときれいな桜を咲かせてくれるので、満開になった時にお花見をしても楽しめるでしょう。夏の暑い時期にも噴水広場があり、涼しさを感じられます。

王子駅からすぐの場所に音無親水公園があります。こちらは駐車場がないのですが、駅から歩いて1分程度の場所で便利です。近くにオフィスを構えたら、こちらの公園でゆっくりとするのも良いでしょう。
日本の都市公園100選にも選ばれているような公園で、子どもだけでなく大人も自然のおいしい空気を吸ってリフレッシュできます。

季節ごとにさまざまな表情も見せてくれて、春には桜、秋には紅葉を楽しめます。水車や公園を横切るアーチ橋などもあり、休憩時間などに景色を楽しむのも良いでしょう。観光客からも人気のある公園です。

買い物スポットや商店街もある

北区には買い物できる場所が多いので、欲しいものも手に入りやすく便利です。王子駅前にあるサンスクエアは複合レジャー施設になっていますが、スポーツを楽しめるだけでなく、飲食店が複数入っています。

さらに、居酒屋なども入っていて、年中無休の24時間営業です。お昼休憩においしいご飯を堪能できるだけでなく、仕事終わりに軽く一杯楽しむこともできます。

商店街には、エキュート赤羽や十条銀座商店街があります。エキュート赤羽は、赤羽駅の中にあり飲食店が多数入っているので、お昼時や仕事の帰り道の立ち寄りにおすすめです。ほかにも、アパレルショップもあるので、時間がある時は服選びも楽しめるでしょう。

十条銀座商店街も飲食店が多数あります。店舗数が多く店舗も多く毎日違うランチを楽しめます。ほかにも、本屋や雑貨屋などもあるので、休憩時間を充実させられるでしょう。

北区の歴史

北区になる前は、1932年に岩淵町・王子町・滝野川町が東京市に編入し、岩淵町と王子町は王子区、滝野川町は単独で滝野川区となっていました。その後、1947年になると王子区・滝野川区が合併することとなり、北区が誕生します。

1952年には北区の紋章を決め、1996年にはコミュニケーションマークを制定しました。マークにはさまざまな思いを詰め込み、駅などで積極的に使われています。

北区の交通アクセス

ここからは、北区の交通アクセスについてご紹介します。

鉄道

鉄道

北区の鉄道は、東京23区の中でもJRが充実しているため、都心まで出ていくのも苦労しません。特に赤羽駅や王子駅を利用すれば、東京駅や新宿駅までは30分以内で到着します。

通勤だけでなく、ビジネス関係の用事で鉄道を使わなければならない時も便利でしょう。北区で利用できるのは、山手線、埼京線、京浜東北線、JR宇都宮線・高崎線、都電荒川線、東京メトロ南北線になります。都心に限らず埼玉県まで行く場合も便利です。

バス

北区は鉄道も利便性が高いのですが、バスも充実しています。万が一オフィスが最寄駅から少し離れた場所にしか借りられなかった場合も安心です。

北区コミュニティバスというものが通っていて、王子・駒込ルートと田端循環ルートがあります。目的地によって使い分けできます。赤羽駅や王子駅からは、都営バスも出ているので便利です。

高速道路

車で移動しなければならない時も、北区であれば困ることはありません。高速道路も通っているため都心だけでなく、地方へ出張に行かなければならない時も便利です。

北区の高速道路インターチェンジは、王子北出入口と王子南出入口があります。車で埼玉県の大宮まで行きたい時も高速道路を使えば、約45分で行けます。

北区のオフィス賃料相場

北区は治安も良くJR線も多いので、オフィスを構えたいと考えている方も多いかもしれません。ここからは、北区の賃料相場についてご紹介します。

30坪以下の1坪あたりの賃料相場は12,414円です。30~50坪では23,746円、50~100坪は12,347円になります。100坪以上の区画はほとんどないので、広い部屋を探している方は近隣の区もチェックすると良いでしょう。

まとめ

北区は東京23区の中でも比較的治安が良く、飲み屋が多い場所以外であれば安心です。オフィスを構える場合、安全な場所にと考える方も多いため北区はおすすめです。

交通の便も良くJR線をはじめ、さまざまな路線が乗り入れています。さらに、バスや高速道路も充実しているので、どこへ移動するにも便利なエリアです。オフィスの賃貸物件は少なめですので、お気に入りの場所があれば早めに決めると良いでしょう。

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