品川区には商業施設や飲食店が多く、買い物に困ることはありません。さらに、品川駅をはじめとしたJR線やさまざまな路線があるため、交通面でも便利です。そのため、多くのオフィスが集まっているエリアでもあります。
ここからは、品川区の特徴や歴史、交通アクセスについてご紹介します。
目次
品川区の特徴
ここからは、品川区の特徴についてご紹介します。
オフィスが多いエリア
品川区は東京23区の中でも特にオフィスが多いエリアです。そのため、これから新しくオフィスを構えたいと考える方もいるでしょう。
五反田や大崎エリアのあたりにはIT企業が多くあります。最先端技術を駆使したIT企業も揃っています。ライバルが多くいるようなエリアに自社を構えたいと、賃貸物件を狙っている企業もいるのではないでしょうか。
交通の便でも新幹線、JR線を始めさまざまな路線が入っているため、大手企業の本社オフィスも多いです。国内の企業だけでなく、国際的な企業の本社もあります。
ものづくりの企業からも人気なエリア
品川区は、ものづくり企業からも人気が高く複数あります。もともと明治の頃の先端技術を取り入れた工場ができてからは、ものづくり街としても知られるようになりました。
工場も多くでき、景品工場地帯の発祥の先駆けともなりました。今でも化学工場や電気機械器具、輸送用機械器具などのものづくりがされています。
システムが充実したオフィスビルが多い
オフィスを借りるのであれば、快適で仕事しやすい場所が良いと考えている方も多いのではないでしょうか。品川区では再開発が始まった時期も早く、システムが充実した高機能なオフィスビルが多くあります。
特に個人情報や企業情報の漏洩は企業にとって大変なリスクが伴いますが、強固なセキュリティシステムを完備したオフィスビルがあります。ほかにも、環境に配慮した照明や空調システムを備え付けているところもあり快適です。
大きなビルだけに限らず、中規模オフィスでも高機能なシステムが完備されたビルが増えています。知的生産性にもつながりますし、何よりその場所で働くビジネスパーソンのモチベーションをアップさせられるでしょう。
商業エリアが多い
品川区には、さまざまな場所に商業エリアがあるので買い物に困ることもありません。お昼ご飯だけでなく、日用品や服、利用したいサービスなどもテナントとして入っています。休憩時間などを使って利用しやすいでしょう。
広く買い物が楽しめる商店街には、目黒駅前商店街や戸越銀座商店街があります。戸越銀座商店街は、約400軒も連なっているため品物も充実しています。
高層マンション群にもオフィスがある
品川区には高層マンションが多く、ファミリー層からも人気のあるようなエリアです。湾岸よりから少し内陸に入った目黒川沿いは特に人気があります。
一見住民が住むような高層マンションしか建ち並んでいないようにも感じますが、オフィスもあります。駅周辺にオフィスと高層マンション群が建ち並ぶように再開発されているので、気に入った物件を探してみても良いでしょう。
東京23区の中でも治安が良い
東京は人も多く商業施設や繁華街もある場所なため、強盗や酔っ払い同士の喧嘩が絶えないイメージもあるかもしれません。
しかし、品川区は東京23区の中でも上位に治安が良いエリアですので、オフィスも安心して構えられるでしょう。高層マンションを始め住民が多く、ファミリー層も安心して暮らせるように防犯対策に力を入れています。
地域の住民同士が協力し合っているような区のため安心です。ひったくりや自転車盗難に関しては、ほかの区に比べると少なめですが、侵入窃盗に関しては多いので、オフィスを借りたら戸締まりには気を付けると良いでしょう。
品川区の比較的治安の良い場所は、中延駅や戸越公園駅周辺です。できる限り犯罪などもなく安心なエリアにオフィスを構えたいのであれば、物件を探してみましょう。
比較的娯楽施設や居酒屋の多い大崎駅周辺では犯罪の件数も増えてしまうため、注意が必要です。
品川区としてさまざまな防犯の取り組みを行っているのも特徴です。品川区客引き防止パトロール隊による巡回、自転車、バイクの放置禁止区域の制定、防犯ポスターの掲示など行っています。ほかにも、さまざまな取り組みを行っています。
女性が働きやすい区でもある
品川区では、子育てしている女性も働きやすいように支援に力を入れています。正社員に限らず、パートで働く短時間労働者のための保育園も用意されているのも特徴です。
保育園に預けたいと思ってもある一定の要件を満たさないと難しい区もある中で、働く女性が利用しやすい制度を用意しています。ほかにも、家庭の忙しさをカバーしてくれる品川独自で行っている、一時保育と休日保育も行っています。仕事だけでなく通院や冠婚葬祭の時にも利用できるため便利です。
品川区の歴史
品川区は、平安時代に平安京と国府の中継地点や駅家として利用されていたという記録があり、交通の要ともなっていました。
江戸時代になると、江戸から数えて第一の宿場としても発展していきます。
明治時代になると、1889年に町村制施行があり東京府荏原郡:品川町、大井村、大崎村、平塚村ができました。その後、1908年には、大井村が町制施行して大井町、大崎村が町制施行して大崎町になります。
1932年になると品川町、大井町、大崎町の3町域が旧品川区になりました。1947年に東京特別区制実施で品川区が発足しました。
品川区の交通アクセス
ここからは、品川区の交通アクセスについてご紹介します。
鉄道
品川区には、全部で40もの鉄道が乗り入れています。そのため、どこへ移動するにも便利で困ることはありません。
JR東日本だけでも、山手線、京浜東北線、埼京線、湘南新宿ラインなどがあります。東京23区の移動だけでなく、埼玉県など他の場所に行きたい時にも利用可能です。
東急電鉄では目黒線、大井町線、池上線などが通っていますし、京浜急行電鉄はKK本線、東京地下鉄の東京メトロでは、南北線が走っています。
バス
バスの数も鉄道に負けず多数運行していますので、移動に困ることがありません。通勤で駅から少し離れた場所にオフィスを構えても、バスがあれば従業員も通いやすく便利です。
路線バスは都営バス、京浜急行バスがあり、全部で60系統以上が走っています。ほかにも、しなバスというコミュニティバスも運行しています。高速バスも大崎駅西口バスターミナルから出ているので便利です。
高速道路
高速道路は、首都高速1号羽田線、首都高速2号目黒線などが品川区を通っているので、移動にも困りません。国道や都道も充実しています。
品川区のオフィス賃料相場
品川区には、小規模なオフィスから300坪以上の大規模なフロアまで多数あります。
より自社に合う賃貸を選びやすいでしょう。
30坪以下の1坪あたりの単価は17,227円です。30~50坪では17,389円、50~100坪では16,229円になります。100~300坪では17,398円、300坪以上は20,843円です。
より坪単価を安く賃貸でオフィスを借りたいと思ったら、50~100坪の16,229円がおすすめです。300坪以上のフロアだと1坪あたりの単価も高くなります。
まとめ
品川区には多数のオフィスがあり、賃貸も選べるため理想のフロアが見つかりやすいでしょう。交通の便でも、JRをはじめ地下鉄や私鉄、新幹線などがあり不便に感じることはありません。
オフィスも高機能な場所が多いので、従業員の働きやすさにもつながります。東京23区の中でも、オフィスを構える場所として品川区はおすすめです。