本駒込は、文京区の北の方に位置している寺社がとても多く集まっている落ち着いた街です。幼稚園や保育園、小・中・高等学校などといった教育施設が非常に多く、ファミリー層の方も多く住まう街となっています。
今回は、とても落ち着いた街・本駒込にあるビジネスパーソンにとってもおすすめの周辺施設についてご紹介していきたいと思います。
目次
本駒込の観光スポット
本駒込には、多くの寺社があることを先ほどもご説明しましたが、その中でもおすすめの寺社などを中心にご紹介します。
富士神社
富士神社は、本郷村の名主が天正元年に在の東京大学キャンパスに駿河の富士浅間社を勧請したことに始まり、後の寛永5年に加賀前田家が上屋敷をその地に賜るにあたって浅間社を現在の場所に移したと言われています。
拝殿は、富士山に見立てた山の上にあって、江戸期の富士侵攻の拠点の一つとなりました。例年行事は多く、山開祭が6月末~7月はじめに開かれ、ほかにも8月28日頃の夕刻に山じまいの鎮火祭が、そのほかに2月3日には節分の豆まき、8月には盆踊りが実施され多くの地元民で賑わいます。
初夢に見ると良い夢として一富士二鷹三茄子というフレーズがありますが、これは駒込が発祥と言われているのです。一富士の富士は駒込富士神社、二鷹の鷹は神社近くにある鷹匠屋敷、三茄子の茄子は駒込特産物に由来していると言われています。
縁起の良いスポットとしてぜひ一度参拝されてみてはいかがでしょうか。
住所 東京都文京区本駒込5-7-20
電話番号 03-3823-7894
営業時間 -
▼文京区公式ホームページ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b014/p003817.html
吉祥寺
本駒込駅から徒歩7分の立地にあるのが吉祥寺です。曹洞宗の寺院となります。
太田道灌が江戸城築城にあたって井戸を掘った際、吉祥増上の刻印が出てきたため、現在の和田倉門のあたりに吉祥庵を建てたのが始まりと言われているのです。
徳川家康時代に水道橋際へ移りましたが、明暦3年明暦の大火により焼失したことから、現在地に移されたと言われています。江戸時代には、境内に駒澤大学の前身となる曹洞宗の学寮として知られる旃檀林が築かれており、多くの学僧が学んでいました。
境内には巨大な釈迦如来坐像があり、吉祥寺の大仏として親しまれています。もともと武蔵野の地名である吉祥寺はこちらの吉祥寺から来ているのですが、明暦の大火によって多くの方が武蔵野に移住し、吉祥寺に愛着を持っていた人たちが新田開発の際に吉祥寺村と名付けたことが由来と言われています。
住所 東京都文京区本駒込3-19-17
電話番号 03-3823-2010
営業時間 -
▼文京区公式ホームページ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b014/p003788.html
六義園
六義園は、本駒込を代表する観光スポットの一つです。元禄8年、五代将軍徳川綱吉の側用人として有名な柳沢吉保が綱吉から賜った地に下屋敷を造り、造成した庭園です。この屋敷を六義館と庭園を六義園と呼んでいました。
この名前は、詩経の六義から付けられたと伝えられています。
江戸初期に完成した桂離宮の庭園の様式を採用した回遊式築山泉水庭園となっています。
小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていた立派な庭園で、観光に大変おすすめです。元禄時代の明るいおおらかな気風を反映している江戸大名庭園として、長きにわたり親しまれてきました。
明治時代、三菱の創設者として知られる岩崎彌太郎氏の所有となった後、昭和13年に東京市に寄付されて今に至ります。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
六義園の中にはいくつか茶屋のスポットがあるのですが、特におすすめなのが、池や小島の情景を楽しみながらお抹茶などがいただける吹上茶屋がおすすめです。
住所 東京都文京区本駒込6-16-3
電話番号 03-3941-2222
営業時間 9:00~17:00
▼文京区公式ホームページ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b014/p003839.html
本駒込の商業施設
本駒込は、基本的に教育施設や病院などはありますが、商業施設は比較的少なめです。しかし、その中でもここ数年の間にオープンした複合施設や評判の高いビジネスマンにおすすめのグルメスポットをご紹介しましょう。
麺屋HERO
麺屋HEROは、2022年6月にオープンした二郎系ラーメンのお店です。なんとこちらの店主さんは、ラーメン二郎桜台駅前店で修行を積んだオーナーさんです。
二郎系ラーメンながらに、普通盛でも大盛クラスの量を食べることができ、がっつり系を食べたい方にピッタリのラーメン店でしょう。ラーメンのほか、つけ麺、油そばなどを提供されています。
行列のできるラーメン店ですが、列ができている場合は席の利用時間に制限が設けられ、ラーメン提供後約15分になるので、お店の回転率はなかなか良いのが特徴です。そのため、ランチタイムを早めに出て食べればお昼休憩の時間でも食べられることも多いです。
食券を購入する形で、食後も食器をカウンターの上にあげていただき、次の方のためにテーブルを拭くようになっているというセルフでの利用になります。有料トッピングだけでなく、無料トッピングも豊富でお得感があります。
夜は22時まで営業されているので、仕事帰りに夕食として食べて帰られるのもおすすめです。
住所 東京都文京区本駒込5-41-5 松岡ビル1階
電話番号 非公開
営業時間 1:00~14:00/18:00~22:00 [土・日] 10:00~16:00
文京グリーンコート
文京グリーンコートは、本駒込の新しいランドマーク的な存在になっている、1棟の高層オフィスビルと3棟の集合住宅、商業ビル、そしてフィットネス施設などが含まれる複合施設です。
ドトールコーヒーなどのカフェや飲食店が入っているほか、スーパーのピーコックストアが入っているので、夕食用の惣菜や食材の買い出しに仕事帰りに立ち寄るにも便利です。
また、フィットネスジムであるスポーツオアシスが入っているので、仕事が終わってからフィットネスジムに通い、ホットヨガなど各種プログラムや自主トレ、プールなどをして体を鍛えることやスポーツを楽しむことができます。
クリーニング店が入っているので、スーツなどのオフィス服をクリーニングするにも便利ですし、整体サロンも入っているのでデスクワークで疲れた体を癒したい時やコリを取るのもおすすめです。整体サロンもオアシスも23時まで営業されているので、仕事帰りに十分立ち寄りやすいです。
住所 東京都文京区本駒込2-28-10
電話番号 03-5976-1711
営業時間 ショップによって異なるのでHPをご確認ください。
▼文京グリーンコート公式ホームページ
https://www.bunkyo-greencourt.com/
本駒込にある公共施設
本駒込には、読書が好きな方にもおすすめの図書館などがあります。
本駒込図書館
本駒込図書館は、昭和49年5月に文京区で3番目の図書館として本駒込4丁目にオープンした図書館です。
赤レンガ3階建てが特徴的な都電事務所と神明町車庫の跡地に、都営住宅・幼稚園・勤労福祉会館との複合施設として建設されており、図書館は2階に設けられています。
館内には、一般図書のほか、視聴覚や新聞雑誌、YA(中高生)、児童の各コーナーと閲覧席が設けられ、子どもから大人までゆったりくつろげる空間が完備されています。入り口すぐのスペースには、家政学関連資料の書架があり、手芸・料理・育児など暮らしに役立つ資料を揃えていますので、手芸や料理、育児に関する図書を読みたいという方はぜひ訪れてみると良いでしょう。
夜は21時までやっていますので、仕事が終わってから本を借りる際や返却にも便利です。
住所 東京都文京区本駒込4-35-15
電話番号 03-3828-4117
営業時間
平日・土曜日 9:00から21:00まで
日曜日・祝日・12月29日は19:00まで
▼文京区立図書館公式ホームページ
https://www.lib.city.bunkyo.tokyo.jp/lib04-honkoma.html
神明都電車庫跡公園
先ほどご紹介した本駒込図書館の隣に、神明都電車庫跡公園と呼ばれる図書館があります。明治・大正・昭和と地域の交通機関として親しまれてきた都電車両が展示されており、電車好きの方には見どころ満載かつ童心に返ることのできるスポットです。
都電6000形一両と貨物車の乙1形の乙2号一両が保存されています。9時~17時まで入ることができますので、展示車両を見られる場合は平日の17時までに入りましょう。
この6000形は290両が製造され、台数としては一番多い車両として親しまれていました。
また、このうち公園に置かれているのは6063号になります。6000形だけは、第二水曜と第四水曜の月2で車内開放されており、開放日が限られているので注意しましょう。
住所 東京都文京区本駒込4-35
電話番号 03-5803-1252
営業時間 都電車両は9:00~17:00
▼文京区公式ホームページ
https://www.city.bunkyo.lg.jp/b036/p004890.html
まとめ
いかがでしたか。本駒込には、ビジネスパーソンにとってとても便利で生活を豊かにしてくれるようなスポットがたくさんあります。
ぜひ気になるという方はお仕事中に訪れてみるのもおすすめです。