豊島区は、池袋が近く大型商業施設があり、交通のアクセスも抜群でありながら、少し奥に入っていくと閑静な住宅街も広がっていて暮らしやすい街です。
大学も多いため、地方から東京に住む方に選ばれる地域でもあります。
今回は、豊島区の特徴や歴史、交通アクセス、賃料相場についてご紹介します。

豊島区の特徴

ここからは、豊島区の特徴について紹介します。

池袋に行けば買い物に困らない

池袋に行けば買い物に困らない

豊島区には、さまざまなレジャー施設、商業施設が揃っています。
何か欲しいと思った時にも、わざわざ都心まで出て行かなくても買い物ができます。
駅前にある池袋パルコやサンシャインシティ、その周辺にもさまざまなお店があり便利です。

ほかにも、飲食店が充実しています。
気軽に食べられるファストフード店やファミレス、個人で営んでいるお店までさまざまです。
その時の気分でご飯を楽しめます。

静か暮らしやすい環境

東京と聞くと人が多く騒音など心配を感じるかもしれませんが、豊島区は閑静な住宅地も多いです。
確かに、池袋駅周辺にはさまざまなお店があり、夜まで賑やかですが、そこから少し奥に入っていくと静かになります。
下町のレトロな雰囲気が残っている巣鴨や駒込、高級住宅地でも有名な目白などさまざまです。
板橋のあたりもアパートや戸建てが多く住みやすいです。

家族で遊べるスポットも多い

特に小さい子どもがいる家族は、保育所や学校が休みの日にどこで遊ばせるか悩んでしまうかもしれません。
豊島区には、さまざまなレジャー施設が揃っているので遊ぶ場所で困ることもありません。

子育て支援にも取り組んでいる

豊島区に住んだファミリー世代の方も安心して暮らせるように、子育て支援にも取り組んでいます。
子どもを産んでからも働き続けたいと考える方のため、待機児童対策を行っています。
実績もあり、待機児童が0人だった年もあるほどです。
自宅で保育を行っている方に向けても、マイほいくえんの登録制度を設け、さまざまな相談ができるようにしています。

相談できる人がいない中家で子育てをして不安があっても安心です。
子育てをすると金銭もかかり大変ですが、児童手当や一時出産金だけでなく、豊島区独自の対策もしています。
在宅で子育てをしている世帯の1歳児へのプレゼントのほか、子どもが病気にかかった時の医療費助成もしています。

防災にも取り組んでいる

いつ災害が起きるかわからないため、豊島区では日頃から高度な防災機能を備えた都市の実現に取り組んでいます。
万が一火事が起きても延焼しないように、遮断帯の形成をしています。
ほかにも、緊急輸送道路の機能確保や地震に耐えられるように耐震化の促進にも力を入れているため安心です。

デジタル化の推進にも力を入れている

豊島区では、皆が快適で利便性を感じられるように、デジタル技術を活用しています。
これまで、紙を中心に使ってきた行政サービスもデジタル化させています。
申請だけでなく相談も気軽にできるようにオンラインを取り入れ、窓口のサービスを充実させているのも特徴です。
フリーWi-Fiを設置して、区民が利用した時に活用しやすい環境を整えています。

犯罪件数は多くはない

豊島区での犯罪件数は、まったくないわけではありませんが、さまざまな区がある中でも多くはありません。
さらに、安心して暮らせるようにさまざまな対策にも取り組んでいます。
地域住民だけでなく、警備会社とも連携して24時間365日見回っています。
夜間のパトロールや子どもたちが学校から帰宅する時間帯の見守りもしているので安心です。

子どもだけでなく高齢者にも優しい豊島区

東京23区の中でも、豊島区は高齢者が多く住んでいます。
特に一人暮らしの高齢者の割合も多いため、安心して快適に暮らせるように取り組んでいます。
社会的孤立をなくすために、外出や社会参加しやすい環境を整えているのも特徴です。
皆が気軽に交流できるように、おとな食堂を作っています。

子どもから大人まで楽しめるサンシャイン水族館

子どもから大人まで楽しめるサンシャイン水族館

豊島区には、サンシャイン水族館があります。
エリアも広く分かれていて、水辺の旅、天空の旅、大海の旅に分かれています。
本格的な施設なため、子どもだけでなく大人も楽しめる空間です。

演劇を楽しめる東京芸術劇場がある

豊島区には、演劇やコンサート、ダンスなどが楽しめる専用の演劇場があります。
ゆったりとプライベートの時間を楽しみたい時にピッタリな施設です。
広さも日本最大級と言われていて、地上は10階、地下はなんと4階まであります。
さまざまなイベントが行われているので、休日も楽しめるでしょう。

緑を楽しめる目白庭園

緑を楽しめる目白庭園

豊島区には、東京にいながら緑を楽しめるスポットがいくつかありますが、中でも目白庭園はおすすめです。
四季折々の植物が楽しめ、癒されます。
晴れた日には芝生の上でピクニックができますし、小さい子どもを連れて遊びに行っても楽しめる場所です。
特に、秋は紅葉がライトアップされ、幻想的できれいなため、多くの方が遊びに来ます。

豊島区の歴史

豊島区は1930年以降に誕生しますが、それまでも近世には桜の代名詞であるソメイヨシノが誕生したり、明治期には山手線が整備されて駅が開業されたりと発展してきました。
東京市が拡張する際、市街地化もされています。
その後、関東大震災が起きてしまい東京は大参事になり、震災後下町地域から人口が豊島区へ流入してくるようになりました。

1935年以降には日中戦争が勃発してしまい、太平洋戦争が始まると焼失する地域も出てしまいます。
1945年になると終戦となり、その後からは急激な市街地化が始まります。
地方からも豊島区に住みたいと引っ越してくる人も多く、人口流入の受け皿となりました。
1950年からはさまざまな建物が完成します。
東横(現東武)百貨店や丸物百貨店(現パルコ)が開業し、池袋西口ビルや東口ビルが完成します。

さらに、1970年頃には歩行者天国やサンシャイン60もできました。
1980年から現在にかけてもさらに発展していき、副都心を形成、埼京線開通、副都心線開業、2020年にはトキワ荘マンガミュージアムがオープンしています。

豊島区の交通アクセス

豊島区にはさまざまな駅があり、どこへ行くにも便利な場所です。
中でも、池袋駅は利用者が多く、新宿や渋谷などにも気軽に行けます。
ほかには、駒込駅、巣鴨駅、大塚駅などJRだけでも5つの駅があります。

都心部にも行きやすいですが、埼玉からも近いのも特徴です。
通勤通学にも便利です。
埼玉方面へ行きたい時には、東部東上線や西武池袋線を利用すれば気軽にアクセスできます。

豊島区のオフィス賃料相場

豊島区のオフィス賃料相場

豊島区でオフィスを借りる際の賃料が気になる方もいるのではないでしょうか。
相場を知っておけば、実際借りる際にも目安がわかるため、チェックしておくと便利です。
30坪以下であれば1坪あたり14,501円になります。
30~50坪だと15,200円、50~100坪だと17,242円、100~300坪だと17,179円です。
広い場所が希望の場合は300坪以上もあり、27,348円と少し1坪あたりの単価が高くなります。

30坪以下の物件であれば数も多いため、豊島区の好きな場所を探しやすいでしょう。
坪数が上がるに連れて物件数は減ってくるため、気に入った場所があれば早めの決断がおすすめです。

まとめ

豊島区は、池袋のような繁華街と巣鴨や目白のような閑静な住宅街が混じっています。
住宅街に入っていくと静かで住み心地が良いですし、防犯にも力を入れている区なため安心して住んだり働いたりできるでしょう。
公園やサンシャイン水族館のようなレジャー施設、飲食店などさまざま揃っているので、わざわざほかの地域に行く必要もありません。
交通の便も良く、都心や埼玉方面までも行きやすいのも特徴です。

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