青葉台は東京都目黒区にあり、住みたいと考えている方も多い人気のエリアです。
高台にあるのも特徴で、東京の中でも高級住宅街として知られています。
今回は、青葉台の特徴や歴史、交通アクセスについて紹介します。
目次
青葉台の特徴
ここからは、青葉台にはどんな特徴があるのかを詳しく紹介します。
日当たりが良い場所が多い
東京の中でも坂道が多いため、建物に日もあたりやすく、快適です。
都心部になるとビルが立ち並び、場所によっては日陰になってしまう場所もあります。
しかし、青葉台は高台にあるため、アパートや一戸建てに住んでも日当たりが良く、気持ち良く過ごせます。
高級住宅街
東京の中でも屈指の高級住宅街として知られ、みんなが憧れるエリアです。
ほかにもいくつか高級住宅街と呼ばれる場所はありますが、青葉台はトップクラスといえます。
大豪邸のほかに、高級マンションがあるのも特徴です。
高台であり、さらにマンションでも上の階に住めば、毎日東京を見下ろした景色が楽しめます。
なかでも青葉台2丁目は、目黒区の中でも超高級住宅街エリアが広がります。
美空ひばりさんの記念館がある
昭和の時代を彩ってくれた美空ひばりさんの記念館も、青葉台に残されています。
当時住んでいた自宅がそのまま残っており、一般公開されています。
当時のひばりさんを思い出せるため、昭和の時代を生きた方から人気のスポットです。
建物には決まりがある
地域ごとに建物は何メートル以上がダメなど決まりもありますが、青葉台にもルールがあります。
住んでいる人たちで敷地を細分化しない、外壁には原色を使ってはいけないなどです。
そのためルールを守られているからこそ、見た目にも美しい景観が今でも保たれています。
子どものスクールも選べる
子育て世代のパパやママは、少しでも将来に向けて、有利になる小学校へ入学させたいと考える方も多いのではないでしょうか。
青葉台に住めば、さまざまな小学校が選べます。
まず有名なインターナショナルスクールである菅刈小学校があり、青葉台のほとんどの住所がこちらの学区です。
ほかにも、私立の青山学院初等部や東洋英和女学院小学部へも、送迎や電車を使えば通えます。
自宅から通えて、幼稚園から高校までエスカレーター式で上がれる私立に入れたいのであれば、アオバジャパン・インターナショナルスクールもおすすめです。
目黒キャンパスであれば、電車を使わなくても歩いて行けます。
ショッピングにも便利
青葉台は、代官山からも近い場所にあります。
代官山といえば、オシャレなショップが立ち並んでいて、上品で高級感のある服屋さんもあります。
若者に限らず、さまざまな年代の方がショッピングを楽しめるのも特徴です。
中目黒方面までも歩いて行ける距離で、セレクトショップや飲食店など、さまざまなお店が立ち並んでいます。
休日にプラっとお散歩をしながら、ひと休憩にピッタリなカフェショップもあります。
マンションは低層が多い
都心にあるような高層マンションではなく、低層が多いのも青葉台の特徴です。
豪邸をはじめとした戸建てのほかにも、低層マンションが数多く立ち並んでいます。
高級住宅街でみんなが憧れるエリアなので、入居するには競争率が高いです。
どんどんと土地開発をして、新しいマンションができるような場所ではないため、住みたいと思ったら中古物件が狙い目です。
青葉台は静かな街
東京でも都心にいると、いつでも賑やかで人通りも多いです。
しかし、同じ東京都は思えないほど、青葉台に来ると静かで落ち着いています。
時間帯を問わず静かなので、あまり騒がしい場所は落ち着かない方にピッタリのエリアです。
自然を身近に感じられる
青葉台は、建物やビルばかりのエリアではないため、自然も感じられる心地の良い場所です。
豪邸のお庭にも緑があり、ほかにも大きい公園がいくつかあります。
なかでも、菅刈公園は見晴らしが良く、自然と共に景色も堪能できます。
ほかにも、エレベーターを使って景色を見に行ける目黒天空庭園もあり、魅力的です。
開放的な気分を味わえます。
さらに、東京の景色を見下ろせる西郷山公園も人気です。
大使館も多い
青葉台には、さまざまな大使館もそろっています。
デンマーク王国大使館やマレーシア大使館があります。
国際的な食やワインが楽しめるイベントが開催されているのも、特徴です。
治安も良い
青葉台は、まったく犯罪がないわけではありませんが、東京23区全体で比べると治安も良く、安心して暮らせます。
目黒区自体がほかの区に比べて犯罪なども少ないため、おすすめのエリアです。
高級住宅街のため、窃盗に狙われる心配もありますが、逆に住んでいる方たちは防犯にも力を入れているので、そこまで大きな事件はありません。
新宿に比べると、ほとんど犯罪は起きていないのが特徴です。
青葉台の歴史
青葉台の歴史は比較的新しく、昭和43年に正式的に住居表示がされるようになりました。
はじめに青葉台一丁目と二丁目ができ、その翌年に三丁目と四丁目ができました。
なぜ青葉台という地名になったのかというと、あたりに樹木が多く、春になると一体が青みがかった風になったことから、決まったようです。
今でもさまざまな公園が広く残されている点からも、もともと自然が多い場所だったことが伺えます。
青葉台となる前には、目黒町大字上目黒字別所、柳町、氷川といわれていました。
そこから整備され、今の青葉台があります。
高台にあり景色も良く、特に富士山が見えることでも有名な場所です。
そのため、江戸時代からみんなの行楽地となっていました。
明治時代に入ってからも西郷山といわれ、この頃から由緒ある地域でもありました。
青葉台の交通アクセス
青葉台から電車に乗りたい場合、少し歩く必要があります。
残念ながら、青葉台には駅がありません。
その代わりバスがあるので、少し移動したいときには活用すると良いでしょう。
バス停には、青葉台四丁目や大坂上、菅刈小学校などがあります。
電車で移動を考えている場合は、北部の場合、京王井の頭線の神泉駅が近いです。
西部では、東急田園都市線の池尻大橋駅であれば、徒歩圏内です。
青葉台の位置は、ちょうど中目黒駅と代官山駅の中間くらいに位置しているので、どちらの駅を利用しても便利です。
通勤の方面によって、使い分けると便利でしょう。
車で移動を考えている場合も、国道246号や東京都道423号渋谷経堂線(淡島通り)があるので、不便はありません。
青葉台のオフィス賃料相場
青葉台は静かで、代官山や中目黒からも近く利便性が高いため、オフィスを構えたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、青葉台のオフィス賃料相場について紹介します。
20~30坪で考えている場合は、1坪あたり22,700円になります。
30~50坪では19,000円、50~100坪は20,200円です。
少し広めで検討している場合、100~200坪で24,000円、200坪以上となると30,500円になります。
青葉台にはそこまで賃貸オフィスが多いわけではないため、良い物件があれば早めに検討して申し込むと良いでしょう。
まとめ
青葉台は高台にあり景色も良く、街並みも美しいです。
そして、いつでも静かなため、落ち着いた雰囲気が漂っています。
建物だけでなく自然も多く、緑や景色を楽しめるのも特徴です。
日当たりも良く、気持ちが良いエリアでもあります。
最寄りの駅は青葉台の中にありませんが、少し歩けば中目黒駅や代官山駅もあります。
渋谷からはバスも出ているので、不便を感じることはありません。
少し歩き、代官山や中目黒に向かって行けば、ショッピングやカフェなども充実しています。