西池袋は、池袋駅から近く多くの商業施設が揃ったエリアです。
ビルが建ち並んでいますが、いくつか公園もあり自然を感じられます。
電車だけでなくバスも多く、どこへ行くにも便利な場所です。
今回は、西池袋の特徴や歴史、交通アクセスについてご紹介します。
目次
西池袋の特徴
まずは、西池袋の特徴についてご紹介します。
商業施設が多く便利
池袋駅も近く、西池袋には多数の商業施設が揃っています。
南池袋や東池袋にも数多くのお店が揃っていますが、西池袋も負けてはいません。
西池袋一丁目には池袋駅の西口や北口があります。
池袋駅自体の住所は南池袋ですが、出口によってはすぐに西池袋へ出られるため大変便利です。
ほかにも、東京芸術劇場やユニクロ、ビックカメラ池袋西口店があります。
銀行系も多く、三井住友銀行池袋支店や三菱UFJ信託銀行池袋支店をはじめいくつも揃っています。
西池袋二丁目には、公共の施設関係が多く揃っているのが特徴です。
豊島区立郷土資料館や東京消防庁池袋消防署、西池袋第二区民集会室があります。
ほかにも、豊島区立西池袋第一保育園や自由学園明日館もあります。
西池袋三丁目には教育機関が多いです。
豊島区立池袋第三小学校や立教小学校、立教大学があります。
豊島税務署もあるので便利です。
西池袋四丁目や西池袋五丁目にも教育機関が揃っています。
豊島区立西池袋中学校やすいどーばた美術学院、立教池袋中学校・高等学校などがあり、ファミリー層にもおすすめなエリアです。
銀行や交番、郵便局など生活に必要な施設も揃っています。
飲食店が多い
さまざまな商業施設が入っているので、飲食店も数多く揃っています。
和食や洋食、中華をはじめ、イタリア料理なども楽しめるでしょう。
ジャンルもファストフード店やカフェ、定食屋、居酒屋などバラエティ豊かにあります。
特に西池袋一丁目は池袋駅から近いこともあり、さまざまなお店が入っています。
メトロポリタンプラザを中心としてさまざまなビルが建ち並んでいますが、その中にテナントとして入っている飲食店も多いです。
遊び場にも困らない
皆でカラオケをしたい、ゲームセンターで遊びたいという時でも、西池袋であればいくつかお店があるので困ることはありません。
複数で遊びに行っても楽しめるでしょう。
西池袋に行けば遊ぶ場所には苦労しないため、若者が多く集まっています。
特に駅周辺には楽しめるお店も多いので賑わっています。
グローバルリングと呼ばれる池袋西口公園がある
西池袋には、野外劇場のグローバルリングシアターが設置された池袋西口公園があります。
豊島区では、池袋西口公園のほかにもいくつかの公園をアート・カルチャー・ハブに位置付けて整備を進めています。
2017年に行われたプロポーザルで三菱地所設計・ランドスケープ・プラスJVが設計者として選ばれて、設計して2019年にできあがりました。
舞台棟やカフェ棟も作られました。
屋外では難しいとされてきたクラシックの生コンサートも、池袋西口公園では開催されています。
飲み物を提供するだけでなく、外国人向け観光案内所を兼ねたカフェも一緒に行っています。
残念ながら利用されませんでしたが、2020年にも公式ライブサイトとしてパブリックビューイングが行われる計画でした。
国際アート・カルチャー都市に向けて、今後も情報発信拠点や地域の人をはじめ皆の憩いの場所として利用される予定です。
デザインの評価も高くカフェ棟では、ウッドデザイン賞を受賞しています。
池袋西口公園のほかにも、西池袋には西池袋公園や立ち上がり屋敷公園があり、自然を楽しむことができます。
ファミリーで行って小さい子どもを遊ばせる場所としてもピッタリです。
コンビニも多く困らない
西池袋のあたりにはさまざまなコンビニがあるため、買い物に困ることはありません。
大手のファミリーマート、セブンイレブン、ローソンはすべて揃っています。
特に、池袋駅に近づくにつれて、コンビニの数も増えていきます。
通勤の時にサクっとお昼ご飯や必要なものを買って電車に乗りたい時にも便利でしょう。
スーパーもさまざまな場所にあり便利
西池袋は一丁目から五丁目までありますが、スーパーはどこかの地域だけに固まっているのではなく万遍なくあるため大変便利です。
西池袋一丁目には北野エースがあります。
西池袋二丁目にはまいばすけっと、西池袋三丁目には東武ストアやまいばすけっとがあります。
西池袋四丁目にはないのですが、西池袋五丁目まで行くとコモディイイダやまいばすけっとがあるので困りません。
24時間営業のスーパーはないのですが、夜遅くまで開いているお店も多いので大変便利です。
西池袋の歴史
最初は長崎村の一部だったのですが、1932年から豊島区の一部となりました。
昔からお店が多かった地域でしたが、戦後闇市が形成されていた経緯もあり東口よりも発展が遅れてしまいました。
1980年代になり、ホテルメトロポリタンが建設されたのを皮切りに、さまざまな建物が建設され街並みが発展します。
2012年に、特に商業施設が揃っている西池袋一丁目では、迷惑防止条例にもとづいて、客引きやスカウトをする行為を禁止しています。
2019年には、西池袋一丁目と三丁目を暴力団排除特別強化地域にも指定しました。
飲食店と暴力団の間でみかじめ料のやりとりがあった場合、罰則を受けることとなります。
西池袋の交通アクセス
ここからは、西池袋の交通アクセスについてご紹介します。
池袋駅
西池袋は池袋駅から近く、大変利便性が高い場所となります。
特に西池袋一丁目からは歩いてさほどかかりません。
乗り入れている路線も多く、JR山手線をはじめ埼京線・湘南新宿ラインなどがあります。
地下鉄も複数あり、東京メトロの丸の内線、有楽町線、副都心線が通っています。
要町駅
敷地東側の一部が西池袋に接している要町駅もあります。
路線も東京メトロ有楽町線と副都心線が乗り入れているため通勤に便利です。
池袋駅までは乗り換えなしで約2分もすれば着きますし、乗り換えが1回は必要になりますが、新宿駅までは約14分、渋谷駅までは約19分で行けます。
バスが充実している
西池袋は電車も多いですが、バスも充実しているためどこへ行くのも困りません。
サンシャインシティ南行や日大病院行をはじめ、多数のバスが利用できます。
深夜急行バスも多く、ミッドナイトアロー成増・朝霞台-朝霞台駅行やミッドナイトアロー浦和・大宮-大宮駅東口行などもあります。
秋田県や岩手県、山形県へ行きたい時にも長距離バスがあり便利です。
ジュピター号に乗れば秋田県の能代営業所まで、イーハトーブ号に乗れば紫波中央駅まで行けます。
夕陽号では、酒田庄交バスターミナルまでバス1本で西池袋から移動可能です。
西池袋のオフィス賃料相場
西池袋には商業施設が多く利便性も高いため、オフィスを新たに借りたいと検討する方もいるでしょう。
ここからは、西池袋のオフィス賃料相場についてご紹介します。
50~100坪の1坪あたりの単価は29,500円、200坪以上では35,000円になります。
比較的30坪や50坪など、コンパクトな大きさの場合はあまり区画が少ないのが特徴です。
逆に200坪以上の区画だと少し多くなるため、好みのオフィスが見つかりやすいでしょう。
まとめ
西池袋は池袋駅からも近く、特に一丁目には商業施設が多いので大変利便性が高いエリアです。
通勤にも困らないでしょう。
ビルが多いイメージも大きいですが、公園もいくつかあり、自然と触れ合うこともできます。
西池袋一丁目は、商業施設も多く治安の不安はありますが、駅から離れて教育機関があるエリアになると、そこまで治安が悪いわけではありません。
スーパーも一丁目から五丁目まで万遍なくあり、コンビニも多いので生活も困ることがないエリアです。