新橋は、東京都港区内にある街です。
日本有数のビジネス街があることから、サラリーマンの街としても知られています。
この記事では、新橋周辺の観光スポット、商業施設、公共施設などの情報をご紹介していきます。
目次
新橋周辺の観光スポット
最初に、新橋の周辺にある人気の観光スポットをいくつかご紹介します。
新橋駅前 SL広場（新橋駅西口広場）
1872年（明治5年）10月14日に新橋～横浜間を結ぶ日本初の鉄道が開通したことから、新橋は「鉄道発祥の地」として有名です。
JR線の新橋駅の日比谷口を出てすぐの場所にはSL広場があります。
SLが静態保存されていることから、SL広場という通称で呼ばれていますが、正式名称は、「新橋駅西口広場」と言います。
テレビの街頭インタビューが行われることが多い場所なので、知っているという方も多いのではないでしょうか。
SL広場にあるSLは、「C11-292」です。
鉄道100周年を記念して設置されました。
SLに乗ることはできませんが、1日に3回（12時、15時、18時）、汽笛の音を聞くことができます。
秋から冬のシーズンには、SLに電球の装飾が施されて、美しいイルミネーションも楽しめます。
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
鉄道発祥の地である新橋には、旧新橋停車場駅舎を復元した建物があります。
1階部分には、 鉄道歴史展示室が設けられており、鉄道の歴史や汐留界隈の郷土史などが学べるスポットとなっています。
床の一部がガラス張りとなっており、開業当時の駅舎基礎石の遺構も見学も可能です。
鉄道歴史展示室の入館料は無料です。
JR線の新橋駅の銀座口を出て徒歩5分ほどの場所にありますので、気軽に立ち寄りやすいでしょう。
パナソニック汐留美術館
パナソニック汐留美術館は、パナソニック系列の会社が運営する私立美術館です。
JR線の新橋駅から歩いて8分ほどの場所にあります。
フランスの画家「ジョルジュ・ルオー」の作品を多数コレクションしている美術館として知られており、「ルオー・ギャラリー」では彼の絵画や版画などの作品が鑑賞可能です。
また、企画展示室では、ジョルジュ・ルオーの作品のほかに、「建築・住まい」や「工芸・デザイン」などをテーマとした企画展も開催しています。
館内には、ミュージアムショップもあり、展覧会図録やオリジナルグッズの購入も可能です。
烏森神社
烏森神社は、新橋2丁目にある神社です。
最寄りの新橋駅からは、徒歩2～3分ほどでアクセスできます。
こちらの神社の御祭神は、「倉稲魂命」や「瓊々杵尊」です。
「商売繁盛」や「家内安全」など御利益があると言われています。
また、烏森神社は、芸能の神である「天鈿女命」を祀る数少ない神社であることから、芸能人や有名人なども参拝に訪れています。
烏森神社は、2年に一度開催される烏森祭が全国的に有名です。
烏森祭の時期には、神社周辺や新橋の街にたくさんの人が集まり、賑わいを見せます。
アド・ミュージアム東京
アド・ミュージアム東京は、カレッタ汐留内にある博物館です。
最寄り駅の都営大江戸線汐留駅からは、徒歩2分ほどでアクセスできます。
2002年12月に開館しましたが、2017年12月に全面リニューアルが行われて、より明るく開かれたスペースになりました。
館内には常設展示コーナーがあり、日本の広告の歴史を知ることができます。
企画展示では、国内外の広告賞展、独自の特別企画などが展示されています。
また、館内にはミュージアムショップが併設されており、専門書籍やミュージアムグッズなどが購入可能です。
新橋周辺の商業施設
新橋の周辺には、たくさんの商業施設が揃っているため、買い物や食事が満喫できます。
有名な商業施設は以下の通りです。
ウィング新橋
ウィング新橋は、新橋駅の地下にあるショッピングセンターです。
新橋駅直結という交通の便が良い場所にあります。
館内には、ファッションショップ、生活雑貨、宝くじ店など、さまざまな店舗が入居しており、気軽に買い物が楽しめます。
レストラン、カフェ、スイーツなども飲食店も揃っており、食事も楽しめるスポットです。
ニュー新橋ビル
ニュー新橋ビルは、新橋駅の西口側にある雑居ビルです。
「おやじビル」や「サラリーマンの聖地」などとも呼ばれています。
1971年に竣工した古いビルですが、館内にはレストランやカフェなどが入居しており、新橋のサラリーマンたちの休憩スポットとなっています。
エキュートエディション新橋
エキュートエディション新橋は、2022年3月にオープンした駅ナカの商業施設です。
ベーカリー、お弁当・お惣菜、クラフトビール居酒屋、コーヒー専門店などのお店が入居しています。
とっとり・おかやま新橋館
とっとり・おかやま新橋館は、鳥取県と岡山県のアンテナショップです。
JR線の新橋駅の銀座口から歩いて1分ほどの場所にあります。
1階にはショップがあり、果物、野菜、郷土の特産品、お酒、工芸品など、鳥取県や岡山県ならではの商品が購入できます。
2階は、鳥取県や岡山県の旬の食材を使った料理が堪能できる飲食店が入居中です。
そのほかに、情報コーナー、移住・しごと相談コーナーなどがあります。
鳥取県や岡山県への旅行、移住などを検討している方は、こちらで相談してみるのも手です。
新橋周辺の公共施設
最後に、新橋にある公共施設をご紹介します。
航空図書館
航空図書館は、一般財団法人 日本航空協会が運営する図書館です。
都営三田線の内幸町駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
航空図書館の特徴は、航空・宇宙関連の書籍をたくさん所蔵していることです。
約23,000冊もの館内所蔵があり、一般の図書館では見ることができない貴重書、IATAなどが発行している統計資料、エアライン機内誌など、さまざまな書籍が閲覧できます。
閲覧だけであれば料金はかかりません。
貸出登録料を支払えば、資料を借りることも可能です。
生涯学習センター（ばるーん）
生涯学習センター（ばるーん）は、新橋3丁目にある港区の公共施設です。
統廃合で閉校となった旧桜田小学校を改修して、生涯学習の拠点施設として開設されました。
さまざまな広さの学習室、レクリエーションルームなどがあります。
アップライトピアノ、グランドピアノ、陶芸窯などの付帯設備も手頃な価格で利用できます。
まとめ
今回は、新橋周辺にある観光スポット、商業施設、公共施設などをご紹介しました。
「サラリーマンの街」「鉄道発祥の地」などの顔を持つ新橋エリアには、新橋駅前 SL広場、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室、アド・ミュージアム東京など、観光スポットが豊富です。
また、新橋駅の近くには、カレッタ汐留やウィング新橋などの商業施設、飲食店、公共施設なども集まっており、利便性が高い街です。
