少し前まで、仕事中にお菓子を食べることは言語道断と考えられていました。しかし最近では「置き菓子」という言葉ができるほど仕事には欠かせないものとして注目されています。
東京などでは、仕事の効率化をはかるため、職員同士のコミュニケーションを活発化させるため、といった理由から福利厚生制度の導入をしている企業まであるほどです。
では、なぜ企業はコストのかかる福利厚生制度にしてまで、オフィスにおやつを導入しているのでしょうか。その理由について解説します。
目次
オフィスにお菓子を置くべき理由
考える、作業をするなど、仕事をしていると脳が働きます。実は、人間の脳は1時間当たり角砂糖1個分よりも少し多めの糖分を消費しています。疲れた時に糖分が欲しくなるのは、考えることによって体内のブドウ糖が少なくなっているからです。
糖分が少なくなると集中力が切れてしまったり、考えがまとまらなくなったりすることがあります。それを避けるためには、勤務時間が8時間とすると、角砂糖8個分もの糖分を補給しつつ仕事をする必要があるのです。
角砂糖8個を食べるというのは現実的ではありません。そんな時にお菓子を食べることで脳内の糖分が補給でき、再び集中しやすくなるのです。
オフィスにお菓子を置くメリット4つ
ここでは、オフィスにお菓子を置くメリットを4つ紹介します。
1.気分転換になり仕事にメリハリができる
オフィスにいる間にちょっと小腹が空いた時や、休憩時間に飲み物と一緒に何か食べたくなったりすることがあるかもしれません。休憩中にコンビニに行くことは面倒ですし、業務時間中にわざわざ時間を作って外出するのは難しいことも多いものです。そんな時に活躍するのが、仕事中のお菓子です。
お菓子は、ちょっと息抜きをしたい時や、残業でお腹が空いた時、気分転換などでとても役立ちます。すぐに食べられるサイズのものは短時間の休憩にぴったりです。人
間の集中力が継続する時間は、大人でも平均50分程度とされています。合間にリフレッシュできる時間を設けることで、高い集中力を持続させることにつながります。仕事にメリハリが生まれ、効率を上げやすくなることでしょう。
2.災害時の非常食になる
オフィス内にお菓子を置いておくと、災害時の非常食にもなります。調理をしなくてもすぐに食べられる上、慣れ親しんだ食べ物なので非常時でも安心して食べられます。
3.社内のコミュニケーションが増える
東京の賃貸オフィスは大小さまざまです。大きな企業になればなるほど、同じ企業に勤めていても話をする機会がない人は大勢いるかもしれません。電話やメールなど業務連絡のみでやり取りする人は、顔は知っていても直接話したことがないということも十分にあり得ます。しかし、そんなときにお菓子がコミュニケーションの橋渡しをしてくれるかもしれません。
一重にお菓子と言っても、年代によって様々な変遷があります。昔販売されていたものの販売中止になってしまった、パッケージ変更があった、限定の味が出ていたなど、お菓子にまつわるエピソードは様々です。業務に関係ない話であれば、普段は近寄りがたいと思っていた人とも気負いなくコミュニケーションが取れるかもしれません。年代によっての違いや思い出などを話す機会が出て、盛り上がることもあるでしょう。
4.仕事がスムーズに進む
コミュニケーションが増えることで個人間はもちろん部署間での連絡ミスなどの単純な失敗が減り、スムーズに仕事が進めやすくなることがあります。失敗が減ることで修正にかかる労力が不要となり、コストダウンにもつながることにもなっていきます。
信頼関係が築けることで安心して仕事に取り組めるようにもなり、効率も上がりやすくなります。一見お菓子と仕事の効率は関係がないように感じますが、目に見えない繋がりができることで大きなメリットを得られるのです。
オフィスにおすすめのお菓子とは?
ここでは、オフィスにおすすめのお菓子を紹介します。
音が出るものや汚れやすいお菓子は避ける
オフィスの置き菓子は何でもいいわけではありません。賃貸オフィス内などで食べるものなのである程度のマナーが守られるものにしましょう。
例えば、音が出るものや、汚れないものがベストです。食べた後で手やデスクが汚れてしまっては片づけに時間がかかってしまいます。匂いが強いものも周囲の社員に迷惑がかかる場合があるため避けるのがベストです。
栄養価が高く脳のエネルギー補給になるお菓子が最適
オフィスのお菓子を選ぶ際には、リラックスできる甘さや集中力の維持に繋がる噛み応えを基準にして選ぶ必要があります。チョコレートは甘いけれども噛み応えがあまりなく、ガムは噛み応えはあるけれども、甘味が少ないものが多いなど、好みの味を探すのはなかなか難しいものです。しかも、甘味が強すぎると逆に眠気が起きることもあるのです。
それらを防ぐためにおすすめなのがドライフルーツです。果物に豊富に含まれる果糖は糖分の吸収が緩やかで眠気が発生しにくく、噛み応えもあります。栄養価も高く、脳にしっかりとエネルギーを補給してくれます。
まとめ
仕事で疲れた時などに食べたくなるお菓子ですが、その効果を知っていると仕事に戦略的に取り入れたくなるのではないでしょうか。用意するのは難しくはなく、東京の賃貸オフィスでも手軽に用意できます。
仕事の効率をもっと上げたいと感じている時や、社員同士のコミュニケーションが気になる時にぜひ取り入れてみてください。