何らかの理由で、オフィスの内装工事をしたいけど「内装業者の選び方が分からない」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、内装業者の選び方やおすすめの内装業者についてご紹介します。東京でオフィスをお持ちで、内装に問題を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

オフィスの内装工事とは?

オフィスの内装工事とは、オフィスの空間をデザインし、機能性を高めるための工事です。具体的には、以下の工程が含まれます。

  • パーテーション施工
  • 壁工事
  • 天井工事
  • 床工事
  • インフラ整備

内装工事の期間は内容や規模により異なりますが、数週間~数ヶ月程度です。そのため、オフィスの移転や新設を検討している場合は、早めに業者選びを開始しましょう。

オフィス内装工事の流れ

入居するオフィスや内装工事の内容により変わりますが、流れについては、基本的に以下のとおりです。

内装工事の目的とオフィスのコンセプトを決める

オフィスの内装工事を行う前に大事になってくるのがコンセプト決めです。どんなオフィスにしたいか具体的に決まっていなければ、後の工事にも影響が出るかもしれません。

内装デザインひとつをとっても、従業員の作業効率が目的か、企業のイメージアップが目的かで変わってくるでしょう。社内で意見を統一しておきましょう。

内装工事を行う業者を決める

内装工事のコンセプトが決まれば、実際に希望通りに内装工事を行ってくれる業者が選びやすいでしょう。複数の内装業者を比較検討して見積もりをとり、予算や他の条件に合ったところにしましょう。

打ち合わせを重ねる

内装工事の設計からレイアウトまで、念入りに打ち合わせすることが重要です。自社側の希望をなるべく詳細に伝え、工事内容や費用などを確認しましょう。

内装工事を行う

あらかじめ内装工事業者からスケジュールをもらいましょう。工事中は、内容や工期の変更などがあった場合、速やかに内装業者と連絡を取れる状態にしておくことが大切です。

オフィスの引き渡し

オフィスが完成したら引き渡しを行います。完成したオフィスの仕上がりに問題がないか確認しましょう。先にチェックポイントをまとめておいても良いかもしれません。

オフィスの内装工事にかかる費用は?

内装工事にこだわりたい人は、どこに費用をかけるべきか考えなければいけません。以下で、オフィス工事の費用について解説します。

オフィスの内装工事の相場

オフィスの内装工事の相場は、以下のとおりです。

項目価格
オフィス内装工事10〜30万円/坪
スケルトン物件20〜40万円/坪
居抜き物件15〜30万円/坪

内装工事の費用は坪単価が安価でも高額になるため、どこにこだわりたいか優先順位をつけておくと良いでしょう。

オフィスの内装工事にかかる費用は物件により変わる

物件は大きく分けて、居抜き物件とスケルトン物件の2つがあります。以下で、それぞれの特徴について説明します。

居抜き物件

居抜き物件とは、前のテナントから設備や内装を引き継いでいる物件です。そのため、工事費用を安く抑えられる点が最大のメリットです。しかし、前の設備が残っているため、レイアウトの変更は難しいかもしれません。

スケルトン物件

スケルトン物件とは、床や壁などの内装が撤去された、原状回復された状態の物件です。自由に内装し、レイアウトができます。新規の設備を導入する場合は、保証期間や取扱説明書もあるため、メンテナンス時期の把握も可能です。

しかし、電気設備や空調設備の計画・設計を改めて行う必要があることから、費用も時間もかかりやすいでしょう。

オフィスの内装工事業者を探すときのチェックポイント

どんなオフィスにしたいか社内で意見がまとまった後、内装工事業者を決定しなければなりません。以下では、オフィスの内装工事業者を探すときのポイントについて解説します。

ホームページで実績を確認

実績はその会社が信用できるかどうかという判断に大きく関わるため、必ず確認しておきましょう。ほとんどの内装工事業者が実績や実際に施工したオフィスの写真をホームページに掲載しています。

希望するオフィスの雰囲気やデザインと似ている実績があれば、選定の候補に入れておきましょう。

自社の希望と業者の得意分野が合っているか

次に、自社の希望と業者の得意分野が合っているかを確認しましょう。自社の希望と業者の実績や強みが合うか確認して、施工を任せられるか見極めると良いです。

担当者の対応が丁寧か

実際に見積もりや説明を受けに、電話か対面で話してみても良いでしょう。詳細な説明ができない担当者であれば、工事の工程確認などがスムーズに行えない可能性があります。工事について気になった内容は随時質問してみましょう。

1社で完結できるか

内装工事には、分離発注と一括発注があります。分離発注とは、設計や施工を別の会社に依頼する方法です。一方、一括発注は、設計から施工までを1社で行えます。

複数の会社に依頼すると費用やコミュニケーションコストが増すため、基本的には1社で内装工事を完結できる会社を選ぶことをおすすめします。

東京のオフィス内装設計業者3選

オフィスについて把握した上で、東京の内装設計業者3つの特徴についてご紹介します。

ネビック

ネビックは、内装デザインから施工まで一貫して行えます。丁寧なヒアリングを行い、社員の働きやすさや企業イメージを重視したオフィスデザインを提案できることが強みです。

ネビック(会社名:ナイテックス株式会社)
電話番号:03-6659-2466
所在地:東京都江東区住吉2-8-11あいおいニッセイ同和損保江東ビル
URL:https://www.nebic.net/

ヒトバデザイン

ヒトバデザインは、複数のデザイナーで競うコンペ形式を取り入れている内装デザイン会社です。小規模から大規模まで実績が豊富で、さまざまなニーズに対応できます。

株式会社ヒトバデザイン
電話番号:
会社所在地:東京都港区南青山2-7-1
URL:https://hitoba.com/index.html

number.83

number.83は、オフィスの環境データから、働きやすいレイアウトや照明の配置を提案するなどのサービスを提供しています。物件契約前に無料でレイアウトを作成してくれる会社です。

number.83株式会社
電話番号:03-6892-5777会社
所在地:東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー5F
URL:https://no83.jp/

自社の希望に合う内装工事業者に依頼しましょう

内装工事は工事の過程により、時間も費用もかかります。そのため、作業をスムーズにするためにも自社の内装イメージを詳細にまとめておくことが大事です。

また、チェックポイントを活用して、ぜひ希望に合った内装工事業者を選んでください。