オフィスの窓を覆うものが欲しいなら、ブラインドがおすすめです。多数の企業がブラインドを採用するのは、メリットがあるためです。これから選びたい方向けに、効果や選び方を紹介します。
目次
オフィスにブラインドを設置する4つのメリット
オフィスの窓にはブラインドが設置されていることが少なくありません。なぜブラインドを用いるのかというと、多数のメリットが得られるためです。窓に設置するもので迷ったら、次に紹介するブラインドの効果を参考にしてください。
1.光を調節できる
ブラインドは開け具合により、光を調節しやすいアイテムです。例えばブラインド全体を上げれば室内が明るくなるでしょう。一方で、西日が強いときはブラインドを閉めて明るさを調節できます。ブラインドの羽根自体の角度が調節できるため、そのときの状況に合わせて光を調節できるメリットがあります。
1.光を調節できる
ブラインドは開け
2.プライバシーを守ることができる
ブラインドを閉めれば、外部からの視線をカットできます。また、羽根の角度を調節することで、さまざまな角度からの視線を防げるでしょう。角度により、正面からの視線だけでなく、上や下からの視線もカットできます。ビルが立ち並ぶオフィスでは、上下方向の視線を防げるブラインドの活用がおすすめです。
3.冷暖房の効果を高める
夏にブラインドで強い日差しを防ぐと、室温が高くなるのを防ぐことができます。冷房をつけるときにブラインドで日差しをカットすれば、冷房効果が高くなるでしょう。また、冬は窓とブラインドの間に空気の層が生まれ、外気を遮断する効果が得られます。結果的に冷暖房効率が高まり、省エネ効果が期待できるでしょう。
4.日頃のお手入れが楽
ブラインドはアルミ製や木製の場合が多いため、布製のカーテンよりも汚れやホコリを取りやすく、掃除が簡単にできるのが特徴です。週1回程度、モップやブラシなどでお手入れするだけで、清潔な状態を保つことができます。
オフィスにおけるブラインドの色による効果
ブラインドによる効果は、色でも変わってきます。オフィスで使うときは、色にこだわって選びましょう。おすすめのブラインドの色をいくつか紹介します。
白やクリーム
壁や天井が白の場合は、ブラインドに色を選ぶと、部屋全体が広く感じられます。コンパクトな部屋や、スタッフの人数が多い場合で圧迫感を減らしたいときにおすすめです。また、白やクリームは、清潔感があり部屋を明るく見せる効果もあります。
淡いオレンジやピンク
新しいアイディアを出したいなら、淡い暖色系がおすすめです。オレンジやピンクを選ぶと、気分が前向きになります。スタッフが集まる場所や、会議室などに暖色系がおすすめです。ただし、濃い暖色系は気分散漫になりやすいため避けてください。
淡いブルーやグリーン
集中力を高めたい場合は、淡い寒色系を選びましょう。淡いブルーなら気分を落ち着かせる効果があります。仕事に集中したい場所に寒色系がおすすめです。また、スタッフが休憩するスペースは、淡いグリーンでリラックス効果を高める方法もあります。
ブラウンやグレー
落ち着きある雰囲気にしたい場所は、ダーク系の色がおすすめです。濃いブラウンやグレーを選ぶと、高級感や上品さが出やすいでしょう。大人っぽい雰囲気の会社や、真面目さをアピールしたい場所などに向いています。濃い色は落ち着き感から、スタッフが仕事に集中しやすいメリットもあります。
オフィスにおけるブラインドの選び方
ブラインドを選ぶときは、色と素材を比較してください。また、どんな場所に設置するのかによっても、選ぶタイプが異なってきます。目的や悩み別の選び方を紹介します。
高級感を高めるなら木製
アルミ製は安価ですが、無機質な感じや安っぽい印象があります。温かみのあるインテリアにこだわりたい場合や、社長室のように重厚感を高めたいなら木製がおすすめです。ただし、木製は値段が高めで、重量があります。
お手入れを簡単にしたいなら白
白は汚れが目立ちにくく、お手入れ頻度を減らすことができます。素材は、水拭きしやすいアルミ製がおすすめです。
遮光性を高めるならアルミ
光を遮断する効果を高めたいなら、アルミ製が向いています。アルミ製の羽根は薄く、閉めた際にそれぞれが重なり合い、光を遮断します。また、光漏れを防ぐなら、窓枠内に設置する天井付けではなく、窓枠外も覆う正面付けがおすすめです。
ビルからの視線を遮るなら横型
羽根は横型と縦型があります。横型は、羽根の角度調節により、上下の視線をカットできます。ビルが隣接する場所は、横型がおすすめです。一方で、高層階で視線が気にならず眺望を求めるなら、縦型が向いているでしょう。
大型は電動タイプ
大きな窓に設置するなら、開閉がしやすい電動タイプがおすすめです。ただし、電動タイプは値段が高くなります。予算と開閉のしやすさのバランスを見ながら決めてください。
柔らかい印象なら布製
女性が多い空間など柔らかさを強調したいなら、布製がおすすめです。布製は、色だけでなく柄も選べるメリットがあります。ただし、布製はお手入れが大変で、アルミ製より値段が高くなります。
オフィスにブラインドを設置する2つのデメリット
さまざまなメリットがあるブラインドですが、以下のようなデメリットもあるため注意しましょう。
遮光性が低くなる
ブラインドはスラットという薄い板の角度を調節することによって光の入り方が変わる調光性の優れたアイテムです。しかし、日差しの強さによっては、スラット同士や窓枠の隙間から光が入ることもあります。
隙間から入る光が気になる場合には、光が漏れてくる窓ガラス部分に反射フィルムを貼付するなどの対策がおすすめです。
騒音がある
アルミ製のブラインドの場合、風にあおられた際に窓枠にあたってカンカン鳴る音がうるさいという声もあります。木製のブラインドの場合、アルミ製より重量があり揺れにくく、衝突音も発生しにくいため、騒音が心配な方にはおすすめです。
まとめ
オフィスでブラインドを用いることが多いのは、手入れが簡単で開閉を調節しやすいためです。窓に設置するときは、どのような目的で選ぶのか考えてみてください。価格、機能性、デザインなど幅広い面から比較してみましょう。