三田エリアはオフィスだけでなく、慶應義塾大学があるため、サラリーマンや学生が多く活気があります。
東京都の港区の中でも、ちょうど真ん中にあるエリアです。
利便性も高いため、通勤や通学にも困りません。
こちらの記事では、三田の特徴や歴史、交通アクセスなどについて紹介します。

三田の特徴

ここからは、三田の特徴について詳しく紹介します。

オフィスが多く人気な場所

新しくオフィスを構えるなら三田が良いと考える方も多く、人気のエリアとなります。
大規模な再開発が三田駅や田町駅周辺で行われているため、理想的な場所だと認知されています。
東京の23区だと、場所によってオフィスを構えるのに高額な場合もありますが、三田駅周辺はほかの人気エリアと比較しても、そこまで高くありません。
さらに、空きのあるオフィスもそこそこあるため、さまざまな企業が移転しています。
もともと既存の企業だけでなく、最近では大学発のベンチャーで起業をする方も増えています。
これから活躍する若者が増えているのも、特徴です。

学生街でも有名

学生街でも有名

三田はオフィス街だけでなく、大学が多く学生街としても知られています。
慶應義塾大学や東京工業大学のキャンパスがあり、若い学生がいて活気もあります。
ビジネスマンだけでなく、学生も多く歩いているので、人が多く行き交う賑やかなエリアです。
特に日中は、活気に溢れています。

大使館も多い

三田には大使館も多く、お互いの国の関係性に大きな役割を果たしています。
イタリアやオーストラリアの大使館があります。

住宅事情

三田には、あまり一戸建ての住宅がありません。
ファミリーで一戸建てに住みたいと考えている方は、ほかのエリアに住んでいます。
その代わりマンションが多く、低層から高層までさまざまな建物があります。
ただし、東京都内で比べると、マンションの価格は高めです。
港区はほかに比べて高いといわれ、三田も同じようにある程度予算がないと、住むのは大変でしょう。

スーパーもある

数はそこまで多くはありませんが、三田にはスーパーがあります。
外食ではなく、自炊をしたいと考えている方も安心です。
そこまで広くはありませんが、野菜やお肉などを買えます。
三田には、マルエツプチやまいばすけっとがあります。
24時間営業ではないため、その点は注意が必要です。

グランパーク

三田にはグランパークという施設があり、さまざまな用途で使用されています。
ビジネスや住居だけでなく、ショッピングゾーンもある大変便利な場所です。
最近は、テレワークなどパソコンを使い、場所を選ばずに仕事ができるケースも増えましたが、ビジネスでは会議室やコワーキングスペースを利用することも可能です。
ショッピングを楽しめるゾーンには、さまざまな飲食店が入っています。
休憩時間や休みの日など、おいしいご飯を食べたいときにも便利です。

一般の方も利用できる慶應義塾大学

三田の大学の中でも代表的な慶應義塾大学は、在学している学生だけでなく、一般の方も利用が可能です。
一部は使えませんが、開放されている場所は誰でも利用できます。
三田キャンパスでは、文学部や経済学部が入っています。

飲食店が多く楽しめる

三田駅周辺には、さまざまな飲食店がそろっています。
フレンチや中華、和食など何でもあるので、飽きずに食べられるでしょう。
チェーン店のほかに個人店もあるため、そこでしか食べられないメニューも楽しめます。
あまり自炊をせず、外食がメインの方にとって、三田は住みやすい街でもあります。
オフィス街や大学もあり、需要もあるため、飲食店が多いです。

三田全体で見ると治安は悪くない

三田の治安はどうなのか、不安を感じる方もいるかもしれませんが、そこまで悪くはありません。
犯罪件数はほとんどなく、三田で起きた事件も比較的軽度です。
しかし、三田駅周辺は、決して治安が良いとはいえません。
隣接する港区芝4丁目や芝5丁目付近では、犯罪数も多いです。
駅よりも少し離れた三田であれば、治安は問題ないと思っても良いでしょう。

外国人の居住者が多い

東京都の23区は、比較的日本全体で見ても外国人の居住者が多いです。
なかでも、三田をはじめとした港区は特に多いです。
物件もそこまで広くなく、一人暮らしにピッタリな場所も選べるのも、理由の一つといえます。
飲食店の中には、日本人だけでなく、外国人が集まってくる場所もあります。

若者は多いが高齢者は少ない

東京の中でも、北区や台東区などは高齢者が多いのですが、三田をはじめとした港区ではそこまでいません。
港区全体で見ても、高齢化率が約17%前後と、そこまで数値で見ても高くないのです。
三田はどちらかといと、若者や外国人が多いエリアとなります。

公園もあり緑も楽しめる

公園もあり緑も楽しめる

三田は建物が多い印象を受けるかもしれませんが、公園もあり自然を堪能できます。
なかでも、三田駅から歩いていける芝公園は、癒やしのスポットとして利用されています。
春には、花見スポットとしても賑わっているエリアで、本当に綺麗です。
景色も良く、公園から芝東照宮や東京タワーが見えます。

ドラッグストアやコンビニもそろっている

三田駅から歩いていける範囲に、ドラッグストアやコンビニもそろっています。
数も多いので、買い物で困ることもないでしょう。
ほかに、ホームセンターもあります。
コンビニは三田駅の周りにローソンが多く、続いてセブンイレブンもあり、便利です。
サクっとご飯を済ませたいときには、マクドナルドやすき家のようなチェーン店もあります。

三田の歴史

戸時代から明治初期の頃は、当時の江戸湊の河口であった金杉橋から、四之橋まで舟入工事が行われて、徐々に市街地が形成されました。
この頃の三田には大名屋敷も多く、荷の積み下ろしなどが行われています。
1818年には、参勤交代で水天宮を親しくお参りできるように、国元久留米より御分霊された水天宮が作られていました。
明治以降は大名屋敷が変わっていき、1915年には済生会中央病院ができ、1923年には府立第六高等女学校ができます。
明治中期には、国営の工場や住宅、商店ができ、都市化が進んでいきました。
昭和から現在にかけては、東京オリンピック開催をきっかけに、首都高速道路や集中豪雨対策の地下放水路が完成しています。

三田の交通アクセス

三田の交通アクセス

三田には、都営地下鉄浅草線と三田線の三田駅があるため、大変利便性が高い場所です。
浅草線を利用すれば、飛行機に乗りたいときにも羽田まで気軽に行けます。
三田駅のほかに、JR山手線と京浜東北線が通っている田町駅もあるため、行く方面によって使い分けも可能です。
三田駅から田町駅まで、歩いても5分ほどで着くため、大変近いです。
主要駅までも近く、三田から新宿駅までは乗り換えが1回あるものの、25分程度で着きます。
同じく池袋駅までも乗り換えが1回で、約25分と便利です。

三田のオフィス賃料相場

三田でオフィスを借りたいと検討中の方へ向けて、賃料の相場を紹介します。
30坪以下で考えている場合、1坪あたり16,248円です。
30~50坪だと15,799円、50~100坪だと14,546円になります。
広めを検討している場合、100~300坪で23,781円、300坪以上になると33,522円です。
1坪あたりの単価で見ていくと、50~100坪がお手頃になります。

まとめ

三田は利便性が高く、三田駅だけでなく、少し歩けば田町駅も使えます。
行きたい方面によって使い分けができ、東京の主要駅までも近く便利です。
ビジネスの街としても人気があり、学生や外国人などが多く、特に日中は賑やかなエリアです。
駅周辺を除けば、治安も良く過ごしやすいのも特徴です。
これからオフィスの移動を考えている方に、おすすめの場所です。

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