墨田区菊川は、町工場が多い地域で、地下鉄の駅もあります。
のどかな雰囲気が漂っていて、下町のような懐かしさを感じるようなエリアです。
ここからは、菊川の特徴や歴史、交通アクセスについてご紹介します。

菊川の特徴

まずは、菊川の特徴についてご紹介します。

工場が多くある

菊川には、さまざまな工場が多くあります。
町工場や倉庫も多いエリアで、昔から営んでいるようなところも残っています。
墨田区の中でも南に比べて北には菊川に限らず、さまざまな工場が多いのも特徴です。
もともと菊川に住んでいるような人も少なくなく、古びた戸建てもあります。
どこか昭和の時代を感じるような懐かしさがある場所です。
繁華街が近すぎるわけではないため、静かで落ち着いて住みたい方にもおすすめです。

自然を楽しめる中和公園がある

小さい子どもも思いきり遊べる中和公園があります。
遊具も充実していてすべり台やジャングルジムなどが揃っているため、体を動かしてのびのび遊べます。

中でもキリンのすべり台は多くの子どもたちに人気です。
面積が結構広いため、大人数でもゆったり遊べるのも特徴です。
およそ2,976平方メートルもあるため、せっかく遊びに行ったのに混んでいるから諦めなければいけない思いもする必要がありません。
広さがある分、砂場もあり泥んこ遊びもできます。

子どもが喜びそうな可愛い絵が描かれたコンクリートの壁に囲まれているので、視覚からも楽しめます。

数年前にリニューアルされた公園なため、きれいなのも特徴です。
あまりにもさびれていて不潔感がある公園で遊ばせるのは不安を感じますが、中和公園ではそのような心配がありません。
公園の東側はのびのびと走ったりボール遊びをしたりできる広場になっているので、小さい子どもだけでなく幅広い年齢層の子たちが楽しめます。

小学校にも隣接しているため、学校が終わった後にも利用されています。
中和公園は都営地下鉄新宿線の菊川駅から歩いて4分です。
電車で遊びに来た時にも近くアクセス面も安心です。
万が一小さい子どもを連れていておむつ替えが必要な場合、公園内に多目的トイレはないのですが、近くのスーパーに行けば利用できます。

治安が安定しているのも特徴

菊川のあたりでは、そこまで大きな事件もなく治安が安定しています。
特に菊川駅周辺には街灯もあるため、夜遅くの帰宅時にも安心です。
繁華街や歓楽街からも距離があるため、夜も静かで暮らしやすい街でもあります。

実際、犯罪の発生件数を見ても、粗暴行や侵入窃盗なども多くはありません。
しかし、自転車の盗難に関しては発生しているため、しっかりと鍵をかけて取られないように気を付けることが必要です。

飲食店も充実している

あまり自宅ではご飯を作らない方や外での仕事が多い場合、外食できる場所が大切ではないでしょうか。
菊川は駅もあり、その周辺にはさまざまな飲食店があるので問題ありません。
サクっとファストフード店やすぐにご飯が出てくる場所で済ませたい場合は、マクドナルドや吉野家もあるので困りません。
しっかり食べたい時には、大阪の王将やカレーハウスCoCo壱番屋もあります。

ゆっくりとコーヒーを楽しみたい時には、ドトールコーヒーや珈琲館もあるのでおすすめです。
菊川駅からも徒歩5分圏内の中にいくつもお店があるので、利便性も感じられるでしょう。
気軽にご飯が食べられるお店のほか、居酒屋もあります。
仕事帰りに飲んでから帰りたい時やお酒を外で飲みたい気分の時にも立ち寄りやすく便利です。

スーパーがいくつかあり便利

菊川にはスーパーがいくつかあるため、買い物にも困りません。
外食よりも自炊派の方にとって、近くにスーパーがあることは重要でしょう。
菊川駅からも歩いて2分の場所に、マルエツとオオゼキがあります。

オオゼキは21時までですが、マルエツに関しては翌1時まで営業しているため、電車の終電近くの時間に帰宅しても問題ありません。
歩いて4分の場所には肉のハナマサがありますし、6分ほど行ったところにはライフもあります。
肉のハナマサは24時間営業を行っているため、どの時間にも行きやすいです。
ライフはスーパーだけでなく2階に行くと婦人服や生活用品も販売しているため利用しやすいでしょう。
スーパーの中には宅配サービスを行っているお店もあるため、高齢者の方も安心です。

ドラッグストアやコンビニもある

菊川にはドラッグストアやコンビニも多いので、生活に困ることはほとんどありません。
中でも、くすりの福太郎菊川店にはザ・ダイソーも入っていますので、医薬品や日用品とともに100円の商品を一緒に選ぶことができます。
ほかにも、どらっぐぱぱすがあり便利です。

コンビニもいくつかあり、大手のセブンイレブンやファミリーマートも揃っています。
菊川の駅周辺から少し離れた方向にあるので、駅近くのスーパーまで行けない時にも便利でしょう。

大型商業施設がない

残念ながら、菊川には大型商業施設はありません。
ほかにも、本屋やCDショップがないため、行きたい時にはほかのエリアまで移動が必要です。
しかし、菊川には駅がありますし、徒歩でも錦糸町までも行けるため問題ありません。
特に錦糸町にはお店が多くさまざまなショッピングを楽しめます。

菊川の歴史

なぜ菊川と呼ばれるようになったかというと、西方に流れていた川にちなんで付けています。
菊川は江戸時代の初期の頃は違う呼ばれ方をしていて、本所南横堀と言われていました。
この頃には、紅葉山御掃除之者の拝領町屋敷が存在していました。

しかし、1683年に青山に代地を与えられたことをきっかけに青山六軒町となっています。
1696年に町屋となって、今につながる菊川町と付けられました。
1764年には長谷川宣以が住むようになり、その後は遠山景元の下屋敷となります。
もともと菊川町は南北に向かって細長く広がっていました。

しかし、1933年になると区画整理が行われて西側にあった徳右衛門町・林町の一部が一緒になり、北部を竪川にあげて、今の菊川一丁目から三丁目ができあがりました。

今度は南北ではなく東西に長くなります。
1967年にもそのまま居住表示を行って今の菊川があります。

菊川の交通アクセス

菊川の交通アクセス

菊川には菊川駅があるため、通勤で電車を使い方も問題ありません。
しかし、都営新宿線の各駅停車のみしか通っていないため、時間をしっかりとチェックしておかないと目的地に着くまでに待ち時間も発生してしまう可能性があります。

特に東京の主要駅の中でも新宿駅まで行きやすく、乗り換えなしで22分ほどで着きます。
そのほかは、1回乗り換えが必要になってしまいますが、東京駅までは約17分、品川駅までは約25分、池袋駅までは約34分で行けるのです。
電車のほかに菊川にはバスもあります。
都営バスの菊川駅前停留所や菊川一丁目停留所などがあるので、電車から少し歩く場所まで乗り物で移動したい時にも便利です。

菊川のオフィス賃料相場

ここからは、菊川のオフィス賃料相場についてご紹介します。
20~30坪の1坪あたりの単価は18,000円です。
菊川にはあまり広めのオフィスがありません。
さらに、区画もそこまで多くはないため、空きがあったらすぐに契約しておくと良いでしょう。

まとめ

菊川は、下町の雰囲気が残っている倉庫や町工場が多い地域で、静かで暮らしやすい場所です。
小さい子どもも安心して遊べる公園もありますし、スーパーやドラッグストアも多いので、買い物に困ることもありません。
飲食店も駅前を中心にいくつもあるため、定食からファストフード、ラーメンなど好みで選べます。
駅は各駅停車で不便を感じる点もあるかもしれませんが、新宿駅まで乗り換えなしで約22分で着くため魅力的なエリアです。

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