社内コミュニケーションをより活発にしたいなら、レイアウトやインテリアを変えてみてはどうでしょうか。どのような空間にするといいのか、ポイントを紹介します。
目次
コミュニケーションが取りやすいオフィスにする物件選びのコツ
社内コミュニケーションを高める空間づくりをするために、自社の特徴を理解してから、適切な場所を選びましょう。ここでは、これからオフィス選びをする方向けのポイントを3つ紹介します。
1.インテリアのコンセプトを決める
物件選びの前に、どのようなイメージにするのか決めてください。立地や家賃などを比較する前に、インテリアのイメージを固めましょう。
例えば、遊び心を設けたいのか、寛げる空間にしたいのか、高級感を出したいのかなどインテリアに求める要素です。単におしゃれで選ぶのではなく、社内コミュニケーションをどのように高めたいのか考えるようにします。
2.社員の人数で選ぶ
1つのスペースでどのくらいのメンバーが利用するのかでも、物件選びは変わってきます。
例えば、距離感を近くしたいなら10人前後のスペースがおすすめです。他の部署とのコミュニケーションを高める目的なら50人程度でもいいでしょう。ほかにはない特別感を出すなら、100人程度が使えるオフィスも考慮できます。
3.現在のオフィスをリノベーションする
なかなか希望の物件が見つからないときは、今使用しているスペースを活用する方法もあります。ただし、工事中の作業スペースの確保が必要です。業務に支障がないよう、施工会社と相談するようにしましょう。
オフィスのコミュニケーションを活性化するにはデザインが重要
社内コミュニケーションを高めるオフィスにしたいなら、デザイン性の高いオフィスを取り入れてみましょう。
普通のインテリアだと無機質な感じがしますが、おしゃれなデザインなら寛ぎや特別感が得られます。誰もが居心地の良いインテリアなら、自然と人が集まりコミュニケーションがとりやすいメリットがあります。
デザイン性の高いオフィスのメリット
デザイン性の高いインテリアオフィスは、社員のモチベーションアップにおすすめです。楽しい雰囲気や居心地の良さがあれば、仕事の意欲が高まりやすいでしょう。仕事の合間にちょっとした休憩を挟めるようになり、新しいアイディアが出る可能性があります。
また、デザイン性の高いインテリアは、社外にもアピールできます。企業のブランディングに繋がり、イメージアップしやすいでしょう。人が集まる場所は、社外の人にとっても居心地が良く、コミュニケーションの場になります。
デザイン性の高いオフィスのデメリット
おしゃれなオフィスにするには、それなりの広さが必要です。仕事をする場所だけでなく、来客者を迎えるエントランスも広さが求められるでしょう。広いスペースは家賃が高くなるため、価格面でデメリットを感じるかもしれません。
また、おしゃれなインテリアにしても、いつも同じスペースを利用してしまい、思うよりコミュニケーションが高まらない場合もあります。日本人は決まった場所で作業をする特徴があるためです。人によっては人の話し声やBGMが雑音に感じてしまい、限られたスペースで作業してしまう可能性があります。
コミュニケーションを取りやすいオフィスづくりのポイント
社内コミュニケーションを高める目的があるなら、おしゃれなだけではなく、使い勝手や居心地にもこだわっていましょう。おすすめの設備やインテリアを4つ紹介します。
1.Wi-Fi環境を設ける
オープンスペースで作業を実現するには、Wi-Fi環境が必須です。社内のどこにいてもネットが繋がる環境があれば、作業場所を問いません。Wi-Fi環境が整っていれば、社員同士や来客者とのコミュニケーションが高まります。
2.観葉植物を取り入れる
リラックスできる空間づくりには、植物が欠かせません。観葉植物なら、空気をきれいにする効果や、寛げる効果が期待できます。狭い空間ではポトスのような小さなものがよく、エントランスに置く大型のものならオーガスタがおすすめです。
3.照明にこだわる
今あるインテリアを大きく変えず寛ぎスペースにするなら、照明にこだわってみましょう。無機質な印象の蛍光灯から、柔らかい雰囲気の白熱電球に変えると、寛ぎ感がアップします。例えば、ペンダントライトを取り入れてカフェ風にしてみるのもいいでしょう。
ただし、作業場所で暗い照明は避けてください。寛ぎと作業場所で、照明の明るさを調節しましょう。
4.収納を取り入れる
インテリアデザインで忘れてはならないのが、仕事がしやすい空間づくりです。おしゃれを重視するあまり、収納が不足して作業に支障が出ては意味がありません。必要な書類がすぐに取り出せるよう、収納を活用してください。例えば、壁面収納やパーテーションを活用する方法があります。
まとめ
社内のコミュニケーションを高めたいなら、独自のインテリアを採用してみてください。こだわりの空間があると、社員のモチベーションがアップします。人が好きな場所で作業できる空間づくりを目指してみましょう。