企業がオフィス環境を整えることが重要視されている理由の一つに、従業員の満足度向上が挙げられています。オフィス環境と従業員の心理にどういった関係性があるのでしょうか。
目次
なぜオフィスで働きやすさが重要になってくるのか
オフィスは従業員にとって、1日の大半を過ごす空間です。働きにくい空間ではストレスになり、生産性の低下を招きかねないため、オフィスのレイアウトやどのように使っていくかは業務の効率化に大きな影響を与えます。
オフィスの環境は業務にも直接的に関わってきます。レイアウトや配置する家具を変えるなどの工夫でも、従業員のパフォーマンスを引き上げることができると言われています。
例えば、立ったまま業務を行うスタンディングデスクは腰痛対策になったという事例があります。デスクワークは腰痛の原因になることが多いものの、治療が必要となることもあり悪化するとパフォーマンスの低下を引き起こしかねません。デスク自体にこだわったり、定期的に座り直すためにフリーアドレスを採用したりするのは効果的です。
また、レイアウトを整えることで従業員同士のコミュニケーションの機会を増やすことにもつながります。意思の疎通ができれば様々な意見が活性化し、労働生産性も上がっていくはずです。
高階層ビルのメリット
オフィス環境は何も内装だけが関係しているわけではありません。通いやすさという点はもちろん、日当たりなど環境面も重要になってきます。
日当たり・採光は業務効率に関係する
オフィス内の明るさは実は労働安全衛生規則という法律によって規定されています。
そのためオフィスが暗いということはあまりありませんが、実は定められた照度を保っていても、輝度が不足していれば室内が暗く感じてしまうことがあります。明るさを増やすためには単に照明を増やせばいいというわけではなく、目に入る光自体を増やしていくことが必要です。具体的には壁紙を白くするなどの方法がありますが、さらに窓からの採光が採れるオフィスは内装を整える必要がありません。
明るいオフィスは手元が見えやすく作業がしやすいだけではなく、モチベーションの向上にもつながります。高層階ビルは他の建物に遮られず光を取り入れられるだけではなく窓が大きく作られていることも多く、日当たりが良いところが多いのです。
地上から離れているから集中できる環境
東京は多くの人が行き交う首都であり、車や電車なども多く動いています。賃貸オフィスは利便性を考えて駅から近いところに作られていることが多く、その分多くの音が発生します。
低層階のビルであれば、換気のために窓を開けると人の声が響くということもあるでしょう。その点高階層のビルは地上から距離があるため車などの音も伝わりづらくなっています。適度な雑音は集中力を高めてくれることがありますが、騒音は人の集中力を乱すことが多いため、高階層ビルであれば業務に集中できるでしょう。
この他にも、高層階は見晴らしが良いため、気分転換として景色を眺めてリフレッシュすることも可能です。休憩スペースを作るのであれば窓際にレイアウトするのが良いでしょう。
文京区で高階層の賃貸オフィス
文京区は自然や歴史的な施設なども多くありますが、企業のオフィス物件も並んでいます。千代田区などのように明確にオフィス街というよりは区内に点在しているイメージで、駅周辺にあることが多いためアクセスに苦労することは少ないでしょう。
業種としては出版印刷業のオフィスが多いものの、医大などもあることから医療メーカーなども立地しています。
本郷エーワン東大前
白とグレーのタイル地の落ち着いた外観が特徴の本郷エーワン東大前は、最寄り駅から徒歩1分という抜群の立地も魅力の賃貸マンションです。
一部区画を賃貸オフィスとして契約することができ、元々がマンションであるためオートロックなどのセキュリティなども充実しています。外観や内観、部屋の内装もシンプルでスタイリッシュな雰囲気になっていて、内装は白が基調になっているため清潔感もあります。
アクア白山ビル
白山通り沿いに面したビルは、広々としたエントランスも美しく目印になるため、来客が多い企業にもおすすめです。
広々としたエントランス大きく広がる窓ガラスが印象的なデザインの賃貸オフィスビルはオフィススペースの採光が採りやすく、明るく開放感のある空間で仕事ができます。地上10階地下1階という造りで、ワンフロアが100坪以上と広めになっているため事業規模拡大のための移転にもピッタリです。
オフィス内は広々としていますが、敷地内に柱が出ている造りになっているので、位置にあわせてレイアウトを考えましょう。
まとめ
賃貸オフィスを選ぶ際の基準として、高層階ビルが必ずしもいいとは限りません。低層階ビルにも良さはあり、どちらがいいかは業種や働き方などによっても異なるでしょう。
オフィス規模や従業員の利便性などを考慮したうえでオフィスを選びましょう。